宇宙ヤバイchオリジナルペンダント好評発売中!

太陽系のクレーター大きさランキングTOP4!

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。

今回は「太陽系のクレーター大きさランキングトップ4」というテーマで動画をお送りしていきます。

キャベチのツイッター(@uchuyabaich)をフォローするとブログの更新がお知らせされます!

目次

太陽系内の探査が進み、これまでに多くのクレーターが確認されてきました。

その中には地球上で発見されているものとは規模が違う巨大クレーターがあるので、それ等を大きい順に4つ紹介していきます!

4位:雨の海(月)

4位は月に存在する「雨の海」というクレーターです。

月には玄武岩という黒っぽい岩で覆われているために周囲より黒く見える「海」と呼ばれる個所があります。

なので月の海には水があるわけではありません!

月は地球の重力的な影響を強く受けているため、地球に対して常に同じ面を向け続けています。

地球の方を向いている面に、月の海が集中しています。

中でも雨の海は非常に大きな海で、直径1300もあります!

目の良い人であれば地球から肉眼でもその模様を観測できると思います。

衝突した隕石の大きさは直径250と巨大で、そんな巨大隕石が25km/sという速度で衝突した結果、このようなクレーターが形成されたと考えられています!

3位:カロリス盆地(水星)

続いて第3位は、水星にある「カロリス盆地」です。

水星も月同様クレーターが多いことで知られていますが、そんな水星でも最大のクレーターがこのカロリス盆地です!

カロリス盆地の直径は実に1550㎞にもなり、水星の直径が約4880㎞なので、水星直径の3分の1を占めるほど巨大なクレーターとなっています!

このクレーターは今から36億年も前に、直径約100㎞の天体が衝突することで形成されたと言われています。

速度は40/sと圧倒的に速いと推測されています!

そしてカロリス盆地が形成された際、同時にその周囲に高さ2000mにも達する「カロリス山脈」が形成されました。

当時の衝突のエネルギーの高さを物語っていますね

さらに驚くべきことに、水星に対してカロリス盆地からちょうど真裏にある地点では、山と谷が入り乱れた複雑な地形がみられているそうです。

これはカロリス盆地が形成された際の衝撃が水星の表面や内部を伝っていき、最終的に水星の丁度裏側でそれらが合流した際のエネルギーで地形が歪んでいるそうです!!

惑星の裏側までエネルギーを伝えるほどの巨大衝突だったので、もうすこしだけカロリス盆地を形成した小惑星が大きければ、水星は粉々になっていたと考えられています。

2位:ヘラス平原(火星)

続いて第2位は、火星にある「ヘラス平原」です。

確実にクレーターとわかっている地形の中では火星の中で最大です。

あまりに巨大すぎるため、平原と呼ばれます。

クレーターの周囲に形成された山とクレーターの底との高低差は実に9にもなり、さらに底は火星の表面で最も深い地点としても知られていて、7152mという深さにもなるそうです!

ヘラス平原の直径は実に2300と非常に巨大です!

このシミュレーションでもはっきりとその様子が見れます。

衝突した天体は、直径570程度であると考えられています。

これだけ巨大で深いクレーターを形成した隕石衝突、その瞬間を一度でも生で目の当たりにしてみたいですね!

1位:南極エイトケン盆地(月)

そして栄えある(?)第1位は、月の「南極エイトケン盆地」です!

4位に続いて月がまたもランクインしました!

表示されている画像の月の下部分に、周囲より黒い部分が見えると思いますが、これが南極エイトケン盆地です。

このシミュレーションだと少し確認しにくいですね。

南極エイトケン盆地はクレーター跡と確実視されている地形としては太陽系で最大で、その直径は2500㎞にもなります!!

月の直径が3472㎞なので、その半分以上の直径を持つ超特大の地形です。

そしてさらにこのクレーターの深さは実に13にもなり、火星のヘラス平原をも超える深さを誇ります!

身近な月にこんな巨大なクレーターがあるとは、なんだかロマンがありませんか?

南極エイトケン盆地は、直径200㎞程度の巨大天体が衝突することで形成されたと考えられています。

その際地下100㎞もの範囲にある月のマントルを掘り起こし、直径1000㎞にもなる巨大な溶岩の海を形成していたと考えられています!!

地獄みたいな絵図ですね。ただそのような瞬間を地球から見てみたい気もしますw

番外編:北極盆地(火星)

これまではクレーターであると確実視されている地形の中でランク付けをしてきましたが、確実ではないけど候補として見られている地形も含むと、さらに巨大なクレーター候補がいくつか見つかっています。

それ等も含めるなら、太陽系最大のクレーターは断トツで火星の「北極盆地」でその直径は10600にもなります!!

まさに桁違いの巨大さですね。

北極盆地は実に火星の地表40%を占めるほど巨大な地形で、北極盆地の中にさらにさまざまな地形が存在します。

もしもこれほど巨大な地形が天体衝突により形成された物だとしたら、直径1900㎞という太陽系内でも有数の超巨大天体との衝突があったと推測されるそうです!

結論:木星「俺にも地表があったら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です