どうも!宇宙ヤバイchです。
今回は「温室効果」をテーマに動画をお送りします。
温室効果って何?
温室効果というのは、大気中に含まれる水蒸気、二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスにより、気温が暖められる現象です。
熱いものが次第に冷めるのと同様に、一度太陽の光で暖められた地表もその後熱を宇宙空間へと放出します。
ですが大気中に温室効果ガスが含まれる場合、地表が放出する熱の一部を吸収し、その後再び地表へと放出し返すことで再び地表の温度が上昇します。
つまり温室効果ガスを含む大気がある惑星では、大気がない惑星以上に温度が高まっているわけです。
この地球も温室効果の恩恵を大いに受けており、もしもそれがなければ気温が-18℃になっていただろうと言われています!
さらに良い例が水星と金星です。水星は最も太陽に近い惑星ですが、大気がないため平均気温180℃ほどです。
一方金星は水星より太陽から離れている金星の平均気温はなんと460℃以上!
金星の温室効果には地球をはるかに上回る威力があります。
ではもしも金星の温室効果を今以上に限界まで高めたとき、どうなるでしょうか?
検証してみましょう!
金星の温室効果を限界まで高めていく!
150気圧(1気圧=地球の大気圧)を超え、温度が550℃を
超えたあたりから金星がほんのりと赤みを帯びてきました!
徐々に表面の岩石が溶け、溶岩と化しているのがわかります!
温度もみるみるうちに上昇していますね。
ついに金星の大気圧が1000気圧に到達しました。
これは地球で最も深い深海1万m地点の水圧と同レベルの圧力です!
1万気圧に到達するころには温度も1800℃まで上昇し、地表の全域がドロドロに溶けてしまっています。
10万気圧を超えたあたりから徐々に表面の色がオレンジ色から黄色へと変化し始めました!ここまでくると恒星レベルの温度です!
そしてついに100万気圧に到達しました!
地球全体の質量は地球の大気の質量の100万倍程度なので、この金星は地球質量の大気をまとっていることに。イミフすぎぃ…
さらに大気量を増やしていくと黄色い金星の色が徐々に青白い色へと変化していき…
そして8700℃を超えたところで表面が急速に気化し、みるみるうちにしぼんでいってしまいました!
680万気圧とは(哲学)
結論:温室効果の威力はヤバイ