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冥王星の美しい大気が急速に崩壊していると判明!?

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。

今回は「冥王星の大気が急速に崩壊していると判明!?」というテーマで動画をお送りしていきます。

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冥王星には美しい大気がある

Credit:NASA/JHUAPL/SwRI

早速ですがこちらの画像をご覧ください。

こちらは冥王星探査機ニューホライズンズが地球から遥か60億㎞も離れた冥王星で現地探査を行い、太陽をバックに実際に撮影した本物の冥王星の姿です。

この画像から、冥王星はその周囲に青く美しいオーラのようなものをまとっていることが見て取れます。

これは冥王星の大気なんですね!

地球と比べると極めて希薄ではありますが、冥王星にも大気があることが知られています。

冥王星の大気が急速に崩壊中!?

そんな美しい冥王星の大気ですが、京都大学や東北大学などの研究チームが行った最新の観測によって、なんと急速に崩壊していることが判明したようです!

Credit: 有松亘/AONEKOYA、東北大学

冥王星の大気の観測には、地球の地上から「掩蔽 (えんぺい) 」と呼ばれる現象を観測します。

これは地球から見て冥王星が後ろの恒星の前を横切ることで、恒星からの光を遮る現象です。

Credit: Arimatsu et al. Astronomy & Astrophysics,2020 を改変

大気がない天体が横切って背後の恒星の光を遮る場合は、恒星の光は天体が横切った瞬間暗くなり、通り過ぎた瞬間に明るくなるので、恒星の明るさはグラフの点線のように変化します。

ですが前を横切る天体に大気がある場合は、大気が恒星からの光を屈折させることによって、恒星の明るさの変化が太線のようになだらかに変化します。

この変化を調べることで大気の量まで調べることができるそうです!

Credit: Arimatsu et al. Astronomy & Astrophysics,2020 を改変

このような観測によって、冥王星の大気圧は最初に大気が見つかった1988年以降、ばらつきはあるもののほぼ単調に増加してきていることが明らかになっています

この原因は長らく謎でしたが、2015年のニューホライズンズの現地探査によって冥王星の特徴的なハート形の地形であるスプートニク平原に凍った窒素が大量に存在していることが判明することで、大気量増加の謎が解明されました。

スプートニク平原に当たる太陽光が徐々に強まったことで、固体の窒素が解け、大気中に大量の窒素が供給された、というわけなんですね!

Credit: 有松亘/AONEKOYA

ですが前回の2016年観測時と比べて、2019年7月17日の観測では冥王星の大気圧が約21%も低下していたことが判明したようです!

2015年からスプートニク平原に当たる太陽光が弱まって来ていたことから、年間当たり1%ほどの大気圧の低下は予想されていたものの、実際の低下率は1年あたり7%と、既存の理論モデルでは説明できない大きな謎となりました。

現状解明できていない謎なので、今後冥王星の大気がどういった運命をたどるのかも理解されていません。

もしかしたら美しい冥王星の大気を見ることができるこの瞬間はすごく貴重なのかもしれません。

ともあれ今後も冥王星の観測が続けられ、大気の変動の謎が解明されることに期待しましょう!

結論:試しに地球の大気も21%減らしてみる??

情報参照元:http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2020/documents/200611_1/01.pdf

サムネイル画像クレジット:有松亘/AONEKOYA

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