どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。
今回は「明日人類が滅ぶかも…?太陽のスーパーフレアの危険性」というテーマで動画をお送りしていきます!
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そもそもフレアって?
太陽では黒点周辺で太陽フレアという爆発現象が起きます。
太陽フレアは黒点の磁場が変化した後、蓄積したエネルギーが放出される現象です。
その後、一部のエネルギーはまわりの高温なガスにつたわります。
爆発したガスが地球に届き電離層や地磁気を乱して、電波通信が妨害されるデリンジャー現象や磁気嵐をおこします。
このとき、オーロラの活動も活発になります!
有名なものでは、1859年の「キャリントン・イベント」というものがあります。
これは、リチャード・キャリントンという人によって観測された太陽フレアで現在まで記録されている太陽フレアの中で最も大きなものです。
これによって、史上最大級の磁気嵐が発生したといわれています。
この磁気嵐によって、比較的低緯度地域でもオーロラが観測されました!
ロッキー山脈では明るさのために鉱山夫が朝と勘違いして起きて朝食の支度を始めてしまうほどであったんだとか。
ただオーロラが出て終わりなら本当にただの楽しげなイベントですが、実際はそうではありません。
巨大な磁気嵐によって電子機器が大きな被害を受けたそうです。
当時は現在ほど電気に頼った生活をしていなかったのでまだよかったものの、もし電気が不可欠になった現代で同じようなイベントが起きたら大惨事は免れません。
水道も止まれば、電子機器や電波も使えずただ時が過ぎるのを待つのみ…
中の人は札幌住みなので2018年の北海道大地震にて停電を経験しましたが、あれがさらに大規模で長期間起こると考えると、恐ろしいという以外ありませんね…
さらに、2012年にもキャリントン・イベントに匹敵する超巨大太陽フレアが発生していました!
この超巨大太陽フレアによる太陽風は地球のそばをかすめただけでしたが、あと2週間早く起きてたら地球に直撃していたと考えられています。
もし現代の地球にキャリントン・イベントクラスの太陽風が直撃した場合、被害総額は200兆円以上になると考えられています。
5000兆円とまではいきませんが、世界的な大損害は免れません。
たった2週間のズレが地球人の運命を変えていたのです!
本当にヤバイスーパーフレア
実は、フレアは太陽以外の恒星でも発生しています。
また、NASAの宇宙望遠鏡「ケプラー」のデータから太陽フレアの数百倍から数千倍ものエネルギーを持つ「スーパーフレア」の存在もわかっています。
従来、スーパーフレアは、若くて活発な星にしか起こらず、太陽では発生しないと考えられてきました。
しかし、実際に観測されたことはなく、どれくらいの頻度で起こるのかなど詳細は明らかにされていませんでした。
そんな中、宇宙望遠鏡「ガイア」やアメリカの「アパッチポイント天文台」による観測データから衝撃的な結論が導かれました!
それは、太陽によく似た43個の恒星で発生したスーパーフレアの情報を分析したところ、若い星ほどスーパーフレアを起こしやすいが、誕生から46億年経った太陽のような星でも全く起こらないわけではないということです!!
若い星では毎週のようにスーパーフレアが発生しているそうですが、太陽のような星の場合、その頻度は数千年に一度!
こう聞くと、私たちが生きている間には発生しないような気にもなりますが、今後100年間で起こる可能性はゼロではないんだとか…
これまで人類はそういった極端なフレアを何度も経験してきたことになりますが、ここまで電子機器等に頼った状態でスーパーフレアを食らうのは人類史上初ということになります。実際に太陽でスーパーフレアが発生したら地球や文明にはものすごい被害が及ぶでしょう。
宇宙は至る所に危険があり、全くの安全はどこにもないと言っても過言ではなさそうです。
いかがでしたか?
明日起こるかもわからないスーパーフレアの前に、私たち人類には為す術もありません。
隕石同様、地球に不運が起きないことを祈りましょう!
結論:太陽「うっかりスーパーフレアしちゃった、てへっ」
人類「」