どうも、宇宙ヤバイchのキャベチです。
今回は、「オウムアムアに次ぐ第二の太陽系外天体が襲来!?」というテーマで動画をお送りしていきます!
オウムアムアとは?
オウムアムアとは、2017年10月に発見された天体です。
天体の位置と速度から軌道を割り出すと、なんと太陽系外からやってきたことが判明しています!
軌道だけでなく、その細長く奇妙な形も大きな話題になりました。
しかも原因不明の加速をしていることがわかり、一時期は地球外生命体が太陽系に送り込んできたUFOではないかという噂まで流れましたが、現在は否定されています。
第二のオウムアムアか?C/2019 Q4が発見される
そしてつい先日の8月30日、C/2019 Q4というオウムアムアに次ぐ第二の恒星間天体の候補が発見されました。
まだ見た目ははっきりしていませんが、ある程度軌道は割り出されているので、それをオウムアムアと比較しつつ紹介したいと思います!
オウムアムアは太陽に最も近づく近日点を過ぎた後に発見されましたが、今回のC/2019 Q4が太陽に最接近するのは12月10日とみられ、発見が早かったです。
なので、地球からじっくりと観測するタイミングがまだまだあります!
オウムアムアの近日点の太陽の距離は約3700万㎞と、水星よりさらに内側まで潜り込んで来ていました。
一方でC/2019 Q4は最も近い点でも太陽から3億㎞程度、丁度火星と木星の間の小惑星帯に当たる距離で、火星より内側には入ってこない模様です。
また、オウムアムアは直径400m程度と考えられていましたが、C/2019 Q4は直径10㎞にもなるかなり大きな天体だと推測されています!
そしてC/2019 Q4の軌道で特に特徴的なのが、離心率です。
この値が1以上だと太陽を公転しない恒星間天体の可能性が高まります!
オウムアムアの軌道の離心率は1.2と当時発見史上最高の値を叩き出して話題になりましたが、C/2019 Q4の離心率はなんと3.7と予想されています!!
この値が大きいほど軌道が直線に近く、太陽の重力によって軌道が歪められていないことがわかります。
確かに動画を見るとオウムアムアより曲がりが弱く、太陽の重力の影響を受けていないことがわかります。
いかがでしたか?
まだC/2019 Q4については情報が少ないのですが、現時点で非常に注目度の高い天体なので、ぜひ今後の動向に注目していましょう!
結論:第三のオウムアムアとして太陽系外に吹っ飛ぶ人急募