どうも、宇宙ヤバイchのキャベチです。
今回は、「ホワイトホールって何?実際に作ってみた!」というテーマで動画をお送りしていきます!
目次
ホワイトホールって何?
ホワイトホールは文字通りブラックホールの対となる存在です。
「アインシュタイン方程式」という数式の解の一つがブラックホールで、もう一つの解がホワイトホール。
ブラックホールは数式的にも先日の観測的にもほぼ確実に存在していますが、ホワイトホールは現在までに発見されたことはないし、現実に存在しているかすらもかなり怪しい天体です。
数式上は存在するのに現実には存在しないというのは、いわば面積が4cm^2の正方形は何かという問題に対して、解が「1辺が-2cmの正方形」のようなものです。
(-2cm)^2=4cm^2なので数式的には正しいですが、実際にこんな正方形はありません!
観測されたことがないので存在しないだろうという意見が多数派ですが、存在を否定する明確な根拠に乏しいため、実在した場合のその性質について語られることも多いです。
ブラックホールは宇宙の最高速度を誇る光ですらも逃げられないほどの強大な重力によって、あらゆるものを飲み込んでしまう天体です。
ブラックホールからは光すらも逃れられないので、光すらも逃れられないほど重力が強い領域は真っ黒に見え、その領域の表面を事象の地平面と呼んでいます。
ホワイトホールはブラックホールの反対に、あらゆる物質を吐き出し、その事象の地平面(仮)には光ですらも入ることができない天体であると考えられています。
ブラックホールとワームホールでつながっている?
その他にもこのホワイトホールには面白い性質があると想像されています。
その中の一つが、「ホワイトホールはブラックホールとつながっている」というもの。
ブラックホールに飲み込まれた物質はワームホールを通って、そしてこの宇宙のどこかにある、もしくは別の宇宙にあるホワイトホールから出てくるらしい…
これを利用することでタイムトラベルやワープができるとか…
もはやSFの域なのでなんでもありですね笑
「ぼくのかんがえたさいきょうのてんたい」です。
ホワイトホールを作ってみようw
せっかく宇宙シミュレーターを使っているので、ホワイトホールを可能な限り再現してみたいと思います!
ホワイトホールの時間的振る舞いだとか、全ての性質を再現することはできませんが、「あらゆるものが近づけない」という性質はそれっぽいものを再現できなくもないです!
どうやって再現するのかと言いますと、万有引力定数をマイナスにしてしまいます。
マイナスにすると重力が全く逆になってしまいます。
例えば、太陽に向かって木星を秒速10kmでぶつけようとすると、本来ならば引力で引き付けられ加速して太陽にぶつかります。
しかし、マイナスの場合はどんどん離れていってしまいます!w
つまり、重力の作用が全く反対のものになり、質量が大きい天体ほど外側に押し出す力が強くなるっていうのがこの世界の物理法則です。
では、ブラックホールを呼んでみましょう。
外見は普通のブラックホールと変わりませんが、実際にはあらゆる物質を外に追い出して行くという性質を持っています。
光速で地球をぶつけることでその実力を試してみましょう!
一気に減速して、最終的には押し出されています。
太陽でも試してみます!
全ての攻撃を反射する万能の防御みたいですね!
生きてると最強の恒星R136a1に取り囲まれて全部のR136a1から光速で迫られるという状況にも陥る場合もあると思うんですけど、そんな時もこのブラックホールがあれば最終的にはあらゆるものを跳ね返すのでR136a1すら粉々に砕いた上に跳ね返すと。
完璧な防御、これがホワイトホールですね。
それでは、最後にホワイトホールをたくさんおいてこれらが近づいたときにどうなるのかを検証してみます!
時間を進めていくと…、
残念ながら、特に何も無く綺麗な図形が出来て終わりです。
いかがでしたか?
完璧な再現は難しいですがそれっぽいものは作れたのでホワイトホールの実力が皆さんに伝わったのではないでしょうか?
結論:ホワイトホールを見つけたら真っ先に教えてね☆