どうも!宇宙ヤバイchです。
今回は「もしも月の代わりにブラックホールがあったらどうなるか」を検証していきます。
地球にとって月は38万㎞先にある、他の天体とは比較にならないほど身近なまさに兄弟的な存在です。
そんな存在が突如宇宙最恐天体ブラックホールになったら地球がどうなるか、気になりますよね…?(暗黒微笑)
ブラックホールといってもその大きさや質量は様々なので、今回は「月の質量を持つブラックホール」と、「月の大きさを持つブラックホール」の2つで検証します!
月と同じ質量のブラックホールで検証
ではまずは月と同じ質量のブラックホールで実験です。
月の質量を固定し極限まで圧縮していきましょう。
何度も10分の1の大きさに圧縮していますがまだ遠い…
月の大きさがなんと半径0.109mmまで圧縮されたところでようやくブラックホールとなりました!
このサイズに月の質量が…恐ろしい密度ですw
止めていた時間を動かすと、これまでと変わらない安定的な軌道で地球を公転し続けています!
地球の様子もこれまでと何も変わりません。
月がブラックホールになっても、質量がそのままなら地球への重力的な影響は何も変化ないのですね。
しかし夜空に浮かぶ美しい月は二度と見ることができません。
まずブラックホールが元の月の160億分の1の大きさなので、地球からでは小さすぎて何も見えませんね…
ちなみに38万㎞離れた0.109mmのブラックホールは、25.9万光年離れた太陽と同じ大きさに見えます!
銀河系の完全に外ですねwつまり全く見えません!!
月と同じ大きさのブラックホールで検証
では今度は月の大きさを固定し、質量だけ上昇させて「月と同じ大きさのブラックホール」で検証します!
すでに嫌な予感しかしない…
質量が木星の13倍を超えたあたりで見た目が大きく変化しました!
この天体は褐色矮星と呼ばれるもので、ここでは簡単に「恒星の成りそこない」と呼んでおきます。
質量が木星の78倍を超えたあたりで真っ黒な恒星へと変貌を遂げました!
表面温度がなぜか常温の設定なので、熱放射せず真っ黒になっています。
最終的に太陽の589倍(元の月の159億倍)の質量になるとブラックホールへと変身しました!
可愛い弟分の急変に地球も困惑を隠せません!
止めていた時間を動かした瞬間、太陽系のあらゆる天体の軌道が月(大嘘)に向かって一直線にw
太陽までもが飲み込まれる運命です…
当然真っ先に巻き込まれるのは一番近くにいる地球です。
ここから我らが地球の最期の雄姿を見届けましょう。
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結論:地球と月が組み合わされば超新星爆発もできる