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将来北極星は変わる!?実は南極星は存在しない!?【ポラリス】

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。

今回は「北極星」をテーマに動画をお送りしていきます。

目次

そもそも北極星って何?

皆さんは北極星をご存知ですか?

北極星というのは、地球の自転軸の延長上にある恒星のことです。

通常地球は自転するので時間が経過するとこのように星は目まぐるしく動いてしまいますが

このように北極星だけは自転軸の延長上にあるため、どれだけ自転しても常に同じ位置にあるように見えます!

地球は太陽の周りを公転していますが、恒星は地球の公転距離など比にならないほど遠くに存在しているので、年中いつでも同じ位置にあるように見えるのです。

このようにどれだけ時間が経っても常に北側の空に見えるため、昔から航海の際の方角の目安として非常に重宝されてきました。

北極星は実は交代制だった!?

では現在ある北極星は永遠にその位置から動かず、北を示し続けるのでしょうか?

答えはNoです。

なぜなら地球の自転軸は約25800年という長い周期で円を描くように動いているためです。

このように地球がコマのように動く運動を歳差運動といいます。

この歳差運動のため、北極星は約25800年周期で交代制になってるんですね!

現在の北極星「ポラリス」のスペック紹介

現在の北極星はこちらのポラリスという恒星系が担当しています。

というかポラリスという名前自体に「北極星」といった意味が含まれていますね。

はるか430光年離れた地球からは一つに見えますが、実際は3つの恒星から成る連星系です。

ポラリスは視等級2.02等星ですが、その明るさのうちのほとんどがポラリスAaと呼ばれるポラリス系最大の恒星によるものです。

ポラリスAaは質量が太陽の6倍、大きさは45倍あるかなり大きい恒星です。

太陽と比べても大きさの差は歴然です。

表面温度は6000度、放出エネルギーは太陽の実に2500倍!

さすが430光年彼方から明るい光を届けるだけありますね。

そして今から13000年後には七夕伝説の織姫として有名なベガが北極星になります。

他の惑星から見た北極星や南極星はある?

ちなみに地軸の北極星と反対側の延長上にある星を南極星と呼びますが、現在は北極星のポラリスに相当する明るい星がないため南極星が不在です。

もっというと地球の北極星にあたるほどの正確な位置で、しかも3等星以上の恒星は、他の太陽系惑星から見ると水星の南極星である「がか座アルファ星」と、天王星の北極星である2等星の「へびつかい座イータ星」のみでした!

そういった意味でも現在の地球の北極星が2等星のポラリスに当たっているのはかなり偶然で、運がいいタイミングで私たちは生まれたんだということができますね。

結論:誰か南極星にならない?僕がお星様にしてあげるよ

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