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オウムアムアの正体が判明!?実は○○だった!

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。

今回は「オウムアムアの正体が判明か?」というテーマで動画をお送りしていきます。

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オウムアムアって何?

まずは簡単にオウムアムアについておさらいしましょう!

オウムアムアは2017年の10月に発見された小天体です。

小天体が見つかること自体そこまで珍しくないのですが、オウムアムアの位置と速度からその軌道を割り出すと、なんと太陽系外からやってきたことが判明しています!

観測史上初の恒星間天体として大いに話題となりました。

現在オウムアムアの公転軌道を表示していますが、確かに太陽に一度近づいたきり二度と戻ってこない軌道を描いていますね。

Credit: ESO/M. Kornmesser

さらに観測を続けていくと、オウムアムアは非常に細長く変わった形をしていることまで明らかになりました!

長い方の直径が約400m程度だそうです。

更にオウムアムアは、わずかながら加速していたことが明らかになっており、その奇妙な形や不自然な加速などから「地球外文明の探査機説」まで流れていました!

オウムアムアの正体が判明か!?

そんな奇妙すぎるオウムアムアですが、最新の研究によってその正体が明らかになった可能性があるので、そちらを紹介していきます!

オウムアムアの正体は「どこかの恒星の潮汐力によって破壊された天体」である可能性が高いそうです。

Ccredit: Y. Zhang / NAOC.

恒星のような重力の強い天体に別の天体が近づくと、天体の場所ごとに受ける重力の差から生じる潮汐力によって、その天体が引き延ばされたり破壊されたりしてしまいます。

これは潮汐破壊と呼ばれる現象です。

Credit: ESO/M. Kornmesser

潮汐破壊された天体は細長く引き伸ばされます。

その後恒星から離れていく過程で破片同士が引き合って再集積したと考えるとオウムアムアのあの奇妙な細長い形にも説明がつきますね!

さらにオウムアムアの元となった天体は恒星のすぐそばで破壊されていたと考えられるので、その天体に含まれる水などの揮発性の物質は恒星の熱によってほとんど失われてしまうと考えられます。

実はオウムアムアは彗星のような尾を引いたりなど、目立った活動をしていなかったことが知られています。

その理由についても内部に水分がなかったと考えれば上手く説明することができますね。

そしてオウムアムアの奇妙な加速についても、その内部に微妙に残った恒星の熱で蒸発しきらなかった水の氷が太陽の熱で温められ、それが噴出したことで観測につながったと説明ができるそうです!

このように考えるとオウムアムアの形状から観測によって得られた事実までうまく説明できるため、かなり有力な説を得られたと考えてよいでしょう。

今後も研究が進んでオウムアムアのさらに詳しい正体はもちろん、別の恒星間天体にも通用する理論までもが明らかになっていくことに期待しましょう!

結論:オウムアムアを食べるオウム「アムアむ」

情報参照元:https://www.sciencenews.org/article/oumuamua-broken-planet-fragment-comet-asteroid

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