どうも! 宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。
今回はもしも月ほど大きい比率の衛星が他のガス惑星にもあった時、どれくらい大きくなるのか検証していきます!
質量には目を向けていないのでご了承ください。
目次
惑星の衛星としては月は異常に大きい
突然ですが、月が惑星の衛星としては異常に大きいのをご存知ですか??
月は実は太陽系全体の衛星の中でガニメデ、タイタン、カリスト、イオに次いで5番目に大きい衛星です。
月より大きい衛星が4つあるので大した事ないように思えるかもしれませんが、この月が「地球」の衛星であることがポイントです。
主星の大きさと比較するとガニメデ(半径2634Km)は木星(半径69911km)の約3.77%、タイタン(半径2576Km)は土星(半径58232Km)の約4.42%なのに対し、
月(半径1737Km)は地球(半径6371Km)のなんと27.2%!
このように月は主星に対して「異常に」大きい衛星だと言えます。
月のような巨大衛星がガス惑星にもあったら
では地球よりはるかに大きいガス惑星に地球に対する月のような比率の衛星があったら、どれくらいの大きさになるのか検証していきます!
海王星に巨大衛星があったら
まずはこの海王星に、地球と月の大きさの比率ほど大きい衛星を配置してみます。
海王星は半径が24622Kmあるので、その27.2%は6697Km。
では海王星最大の衛星であるトリトンを半径6697Kmにまで巨大化してみました!
元のトリトンのちょうど5倍くらいにまで肥大化しています。今日からお前はTriton EXだ!
このTriton EXは半径6371Kmの地球より大きいので、地球に月があるというのは海王星に地球があるようなものだということですね(あくまで大きさ的には)。
では海王星からこのTriton EXを見てみましょう!
やはり巨大化しているだけあってかなり存在感がありますね。名前がまず強そうです。
木星に巨大衛星があったら
では木星にも月ほどの大きさの衛星を配置します。
半径69911Kmの木星の27.2%は約19016Kmなので、木星最大の衛星ガニメデをここまで巨大化させてみましょう!
ガニメデも巨大化しました! 元の大きさの約7.2倍にもなっています。
こいつも今日からGanymede EXです。
このGanymede EXは地球の3倍、海王星に迫るほどの大きさを誇っています。
さらに地球の後ろには未知の第九惑星プラネットナインにも来てもらっています。(大きさや質量は推測値)
かなり近い大きさですね。…ということはもしやお前がプラネットナインか、Ganymede EX…?
そして今度も木星からのGanymede EXを見てみましょう!
だんご3兄弟みたいになってますw プラネットナインの裏には地球も隠れてますよ! 壮観ですね(錯乱)
何れにせよ、月がいかに大きいのかということです。
月がこれほど巨大で重いおかげで地球は今の自転周期を維持できています。
月がなければ1日が6時間にまで短縮され、自転の加速により地上では暴風が吹き荒れます。
さらに月がなければ地軸の傾きが不安定になり気候が乱れまくり、生命が絶滅するとも言われています。今の地球があるのはこの特異な衛星があるおかげなんですね。
結論:月さんマジ Moon EX
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