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人類が住みやすそうな太陽系外惑星ベスト4!移住先、ここに決めた!

どうも、宇宙ヤバイchの中の人のキャベチです!

今回は「人類が移住できそうな惑星ベスト4」というテーマで動画をお送りしていきます。

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地球は今から数十億年もすると、太陽の膨張により灼熱地獄となってしまうと考えられています。

そんな未来にも人類が続いていれば、地球以外の惑星へと移住しなければならなくなりそうです。

そうなったときの移住先の候補としてはどんな惑星があるのでしょうか?

将来もっといい惑星が見つかる可能性もありますが、今のところ見つかっている中で良さそうな太陽系外惑星を4つ紹介していきたいと思います!

ESI(地球類似性指標)

実は惑星が地球に対してどれだけ似てるかを示す指標があります。

それは「ESI」と呼ばれる指標で、日本語では「地球類似性指標」と言われます。

このESIの値が1に近いほど地球に似ている惑星ということを意味しています。

参考までに太陽系内の天体のESIの値は、火星が0.697、水星が0.596、金星が0.444、木星が0.292なっています。

今回は地球から距離が近いことに加えて、このESIの値も参考にしつつ、4つの移住しやすそうな惑星をピックアップしました。

では早速いきましょう!

4位:プロキシマケンタウリb

4位は「プロキシマ・ケンタウリb」です!

この惑星は太陽以外で太陽系に最も近い恒星であるプロキシマ・ケンタウリを公転しており、また水が液体として存在できるハビタブルゾーンの中を公転していたので発見当初、とても大きな注目を集めました。

太陽系からは約4.2光年しか離れておらず、質量は地球の1.3倍以上表面温度は-39℃とされています。

人間が住むには寒い環境ですが、北極や南極くらいの気温だと考えると十分生命が存在できる可能性はありそうです。

このプロキシマ・ケンタウリbESI0.87

これはかなりの高水準で、動画投稿時点で知られている系外惑星の中では5位タイにランクインします!

近い上に地球にも似ている、完璧に思えるかもしれませんね。

しかし実はこのプロキシマ・ケンタウリb・・・、生命が存在できるとしても、ある重大な脅威にも晒される可能性があります。

プロキシマ・ケンタウリのような小さな赤色矮星は「閃光星」と呼ばれる、巨大なフレアを頻繁に引き起こすタイプのものが多いです。

プロキシマ・ケンタウリはそのタイプに該当するため、プロキシマ・ケンタウリbは強い放射線の影響を受けている可能性が高く、大気や水が残されていない可能性が示されているんです。

実際に行く前に慎重な調査が必要です!

3位:ロス128b

3位は11光年離れている「ロス128b」と呼ばれる惑星です!

このロス128b2017年に発見され、地球の1.4倍以上の質量を持ち、表面温度は-60℃28℃程度とされています。

そんなロス128bESIは発見当時は0.86になっていましたが、今はそのESIランキングから何故かロス128bは除外されています・・・。

でも少なくとも地球に環境が近い惑星であることは確かです。

それ以上に主星のロス128がプロキシマケンタウリと違って大人しく、放射が比較的少ないため、ロス128bは生命が住むには比較的安定した環境が整っているかもしれません!

2位:グリーゼ581g

2位は「グリーゼ581」系の惑星です!

地球からは20光年離れている赤色矮星ですが、この名前をどこかで聞いたことあると思った方もいるのではないでしょうか?

実はこの恒星、あの宇宙戦艦ヤマトのリメイクである「宇宙戦艦ヤマト2199」など様々なSF作品に登場しているんです。

その理由として、ハビタブルゾーンの中に複数個の惑星が存在しており、その中には地球に似ている惑星もあるとして高い関心を集めているからです!

これまでグリーゼ581には6個の惑星が確認され、発見順がバラバラのため、恒星に近い順にebcgdfと命名されています。

このうち、ハビタブルゾーン内に位置するのはcgd3つです!

いずれも地球の数倍以上の質量を持つ大型の岩石惑星とされています。

ESIの値はc0.703g0.889d0.739といずれも高水準になっています!

特にgはかなり高いですね!

ここまで聞くと、とても賑やかな惑星系でSF作品によく登場するのも頷けますが、実はこの惑星系にはある疑惑が投げかけられています。

それは、いくつかの惑星は存在していないかもしれないというものです。

実は発見後に行われた観測により、fgの存在を示すとされた観測データは人工的に生まれてしまった偽のデータである可能性が指摘されたのです。

そのため2つの惑星は実際には存在しない可能性が高くなり、今では存在しない惑星として扱われることも多いです。

ハビタブルゾーンのど真ん中を公転し、ESIが最も高かったgは存在しない可能性が高いとされたグリーゼ581系ですが、追い討ちはさらに続きます。

なんとgの一つ後ろを公転し、ハビタブルゾーンの内側を公転しているdにも2014年に存在を疑問視する研究結果が報告されているのです・・・。

dも存在しないとすると、残ったハビタブルゾーン内にある惑星はいよいよcだけになってしまいました・・・。

グリーゼ581は、一度はハビタブルゾーン内に3つも惑星があるとされ注目を集めたにもかかわらず、少し残念な現状を迎えてしまった惑星系なのです。

1位:ティーガーデン星b

そして最後に紹介するのは、2003年に発見されたばかりの恒星「ティーガーデン星」を公転しています。

地球からは12.5光年離れています。

そんなティーガーデン星の周りで生命にとって必要不可欠な液体の水が存在できる「ハビタブルゾーン」の中に2つの惑星が公転している事がつい先日確認されました!

さらにティーガーデン星は赤色矮星ですが、これまたプロキシマケンタウリとは異なり大人しい恒星なので、周囲の惑星が極端なフレアに襲われることがなく安全だと考えられています。

ティーガーデン星系の惑星のうち、内側を公転している惑星bESIはなんと0.95

これは数ある系外惑星の中でも現状トップの値です。

地球からの距離でいえばもっと近い惑星はありますが、地球と非常に似ている、主星も安全という面で、現状最も移住に適した惑星はこのティーガーデン星bであるといっても過言ではないでしょう!

結論:結局は地球に引きこもっていたい

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