どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。
今回は「ベテルギウスの変形がヤバすぎる」というテーマで動画をお送りしていきます。
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ベテルギウスの減光が止まらない!?
去年の末から目に見えて暗くなっていると非常に話題の、オリオン座のα星ベテルギウス。
これは去年末から今年の年始あたりに公開されたベテルギウスの明るさを示すグラフで、横軸が時間、縦軸が明るさで下に行くほど暗くなります。
これを見ると去年からすでに明確に減光していることがわかり、ベテルギウスのような大質量星が一生の最期に起こす超新星爆発が間近なのではないかと話題になっています!
そしてこの明らかに異常な減光は未だに続いていて、ベテルギウスの注目度は未だ衰えることを知りません。
もはや爆発芸人として大人気の天体です!
ベテルギウスが変形している!?
そんな話題のベテルギウスですが、去年12月にESOというヨーロッパの組織がVLTという特大の望遠鏡を用いて、ベテルギウスの実体を直接観測しました。
ベテルギウスは半径が太陽の1000倍と特大の恒星ですが、地球から640光年、地球と太陽の距離の実に4000万倍以上も遠く離れた場所で輝いているため、地球から直接観測するのは容易ではないです。これができる技術凄すぎる!!
そしてESOは去年1月にもベテルギウスを撮影していたので、1年間かけての変化を比較できるようになっています!
では細心のベテルギウスの実体画像を見てみましょう。
左が去年1月、右が去年12月のベテルギウスの映像です。
1年かけて、明らかに右下のあたりが変形して見えますね!!
これが本当に変形しているのか、もしくはベテルギウスの前に何か別の物質があり、光を遮っているために部分的に暗く見えているだけなのか、現在研究が進められています。
そして科学者たちは今回のベテルギウスの減光が直接超新星爆発に結び付く可能性は低いとしながらも、予想外の減光を受けて「驚きが待っている可能性もある」と、今後の動向に期待がかかる発言をしています。
専門家によると今年の2月21日ごろにベテルギウスが増光に転じると予想されているようですが、これを超えて減光を続けた場合はその時こそは…
世紀の天体ショーが本当に近づいてくるかもしれませんね!
結論:ベテルギウスリア充じゃないけど爆発しろ!