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ブラックホールの大きさと質量を比較してみた

一度中に入ると光ですら抜け出せない恐ろしい天体、ブラックホール。
非常識ながらも実在するこの奇妙な天体については、様々なトピックが取り上げられています。

その中でもブラックホールの大きさと質量の比較について取り上げた面白い動画があったので、今回ここで取り上げることにします!

Black Hole Comparison

「アインシュタインが相対性理論を発展させた時、彼はその等式にはとても奇妙な物が含まれていることに気付いた。」

「それは時を止めることができ、無限の重力を持ち、おそらく空間自体を破壊するだろう。」

「彼はそれが現実に存在できることを決して信じようとせず、それが生じないようにする何らかのメカニズムが必ずあるに違いないと考えた。」

「しかしそのようなものはなかった。現実はフィクションよりも奇妙だった。私たちはそれらを見つけた。そしてそれらはたくさん存在する。」

「もしある物質をその”シュワルツシルト半径”以下にまで押し潰したなら、どんな物質でもブラックホールになることができる。」
どんな物質でも一定の密度を超えるとブラックホールになれるということですね。

「太陽をブラックホール化するためには、小さな1つの町の大きさにまで押し潰す必要がある。」

どんどん押し潰して地球以下のサイズになり…

小さな町のサイズにまで押し潰したところで…

太陽はめでたく(?)ブラックホールとなりました。
もし地球をブラックホールにするには、なんとピーナッツ1つのサイズまで押し潰さなければならないようです!

それでは本題のブラックホールの大きさと重さの比較に入っていきましょう。
最初に出てきたのは「XTE J1650-500」というブラックホールで、大きさはニューヨークのマンハッタンと同じくらいとのこと。
最も小さなブラックホールの一つですが、すでに世界を滅ぼす力は十分に持っています。

その重さは太陽3,4個分。
あんなに押し潰したのに元の太陽の何倍も重いなんて、とんでもない密度です!

続いて登場したのは「M82 X-1」というブラックホール。
大きさは火星ほどと、先ほどよりだいぶ大きいです。

その重さはなんと太陽1000個分!
これでもまだまだ中程度の大きさのブラックホールとのこと…

最後にそれよりずっと、ずーっと大きな途方もないブラックホールが登場しました。
なんと太陽「系」の大きさがこんなにも小さく見えるほど!
「フェニックス星団」と呼ばれる銀河団の中心にあるブラックホールで、超巨大ブラックホールの一つだそうです。

その重さはなんと太陽の200億倍!!
200億個の太陽がどれだけ多いかは、動画の演出を見ればよくわかります。

「私たちは今ではこの宇宙はブラックホールでいっぱいで、それらは銀河形成において重要な役割を担っている事を知っている。
ほとんどの銀河の中心にはブラックホールが存在する。」

「私たちの銀河系の中心にも太陽の400万倍もの重さのブラックホールがある。」

「ブラックホールが無ければ、私たちはここにいないだろう。」

いかがでしたか?
ブラックホールの途方もない大きさと重さを実感できたのではないでしょうか。

しかしブラックホールが無ければ私たちは存在していないかもしれないということで、ブラックホールのありがたみまで教えてくれるとても良い動画だと思います。

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