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歴史的発見!史上初めて太陽系外衛星の有力な証拠が見つかる

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。

今回は「史上初の太陽系外衛星」をテーマにお送りして行きます。

系外惑星を見つける「トランジット法」

これまで太陽系外の惑星はいくつも見つかっていましたが、衛星は見つかったことがありませんでした。

 

そもそも惑星は自分で光を発さないインキャ天体であるため、はるか遠い太陽系外の惑星となれば直接観測することは非常に困難です。

そのため系外惑星を探すためにはいくつかの特殊な方法があり、その中でも近年目覚しい成果を上げている「トランジット法」という手法があります。

トランジット法は地球から見て恒星の前を惑星が横切った時、地球に届く恒星の光が微妙に減少することを利用し、間接的に惑星の存在を観測する方法です。

この観測方法もあって、201810月現在で4000個以上もの系外惑星が発見されています。

今年もいくつもの発見がありましたし、今後も間違いなく増え続けるでしょう。

 

しかし惑星がたくさん見つかっても、これまでは「系外衛星」というのは一つも見つかっていなかったのです。

インキャの惑星よりもさらに小さく目立たない衛星ともなればその存在感の薄さたるや尋常ではありませんから、これまで見つかっていなかったのも無理はありません。

太陽系だけ見ても惑星の数よりはるかに多い衛星が存在するため絶対に無数の衛星が系外にも存在しているはずなのに見つけられない、なんとももどかしい状況ですね。

 

ですがこの度なんと系外衛星の存在が濃厚となる証拠が発見され、非常に大きな話題となっています!

存在が有力となった系外衛星「Kepler-1625b-i

今回衛星の存在が濃厚となったのはKepler-1625bという惑星で、地球から8000光年ほども離れた場所に位置します。

この惑星をトランジット法で観測していたところ、この惑星が横切った直後に再び恒星の光が微妙に減少したそうです。

 

今回存在が濃厚となった系外衛星は「Kepler-1625b-i」と名付けられましたが、なんと衛星でありながら海王星ほどの大きさと質量を持っています!

それだけ巨大な衛星だからこそ、はるか8000光年離れた地球からでも観測できたわけですね。

 

それを衛星として従える惑星Kepler-1625bは木星の10倍ほどの質量を誇る巨大なガス惑星です。

木星の約13倍~75倍重い天体は惑星を通り越して褐色矮星に分類されますから、惑星の中では非常に重い分類だとわかります。

さすが海王星サイズの衛星を子分に従えるだけあるぜ

 

まだこの衛星の存在は確定ではないものの、これからさらに観測技術が発展して系外衛星が見つかれば惑星の形成についての研究もどんどん進みますし、太陽系外縁部に新たな惑星や衛星が発見される可能性も大いにあります。

これからの新天体の発見が楽しみですね!

 

結論:インキャは正義(合理化)

1 COMMENT

夜勤

太陽系外の惑星や衛星の姿を
想像の域だけでなく
いずれは画像や映像で観られる時代が来てほしいです

きゃべちくんがいつか高齢になったころなら
系外惑星までは無理としても
相当に良いレベルまで進歩しているかもね。

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