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宇宙膨張の鍵を握るハッブル定数の謎!実は定数じゃなかった!?

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。

今回は「ハッブル定数」をテーマに動画をお送りしてきます。

ハッブル定数とは?

近代の観測技術の進歩から、地球から何億光年という非常に深い宇宙まで観測できるようになってきました。

そして遠い宇宙を観測していると、地球からの距離が遠い天体ほど地球から速い速度で後退していることがわかりました。

つまり宇宙は膨張しているということですね!

さらにその後退速度は、距離に比例して大きくなっていることが観測からわかってきたんですね!

図の横軸が地球からの距離、縦軸が後退速度を示していますが、観測された点同士を結ぶとほぼ直線上に分布していることがわかりますね。

比例の関係なので、ある天体の後退速度vを地球からの距離dを用いて、「v H0 × d」と表すことができます。

このH0は比例定数で、大きいほど距離が遠ざかる毎の速度の上昇度合いが大きくなります。

そしてこのH0という値こそがハッブル定数で、このH0の値が正確にわかればあらゆる遠い天体との正確な距離を知ることができるようになり、さらには宇宙の膨張という大きな謎の解明に大きく近づくことができます!

ハッブル定数の求め方

そんな宇宙の膨張の謎の鍵を握るハッブル定数ですが、その値を求めるためには天体との距離d後退速度vを知る必要があります。

ですが実は遠い天体からやってきた光は赤方偏移という現象でその波長が伸びていて、その度合いを調べることで光を発した天体の後退速度vは比較的簡単に求めることができるそうです。

そのためあとは天体の地球からの距離dを求められれば「v H0 × d」の式からハッブル定数H0の値を求めることができます。

そのためハッブル定数H0の真の値に近づくために、現在様々な独立した方法で遠くの天体との距離を求め、それらから求めたH0の値を比較するという方法がとられています!

ハッブル定数は時間ごとに変化する!?

様々な手法で天体との正確な距離を求め、そこからH0の値を求められてきているのですが、その結果は67−76程度と手法ごとにその数値にばらつきがあります。

科学者によると、このように距離の測り方ごとに1割ものばらつきがあるのは、「実はハッブル定数は常に一定ではなく時代ごとに変化する」可能性を示しているそうです!

そうなるともはや定数ではないですねw

今後もこのような様々な手法で求められたハッブル定数の値を比較していき、さらにはその天体が存在した時代まで考慮して、これらの正確な関係を見定める研究が続きそうです。

結論:ハッブル定数「((((‘・ω・`))))」

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