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超巨大ブラックホールに最も近い恒星S2から見た景色は?【space engine】

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。

今回は「銀河系の中心ブラックホールから最も近い恒星S2から見た景色」をテーマに動画をお送りします。

目次

S2に向か向かってみよう!

早速地球から天の川の中心部にある、ブラックホールに最も近い恒星S2と向かいます!

簡単にこのS2が陥っている状況を解説します。

まずこのS2を含むいくつもの天体が、何かを中心に公転軌道を描いていることがわかりますね。

その中心にあるものこそ我々の銀河系を統べる超大質量ブラックホール、「いて座A*」です。

なんと太陽の430万倍もの質量を持ちます!

そんな危険な超巨大ブラックホールに最も近い存在が、このS2です。

ではS2からブラックホールを見たとき、どんな光景が広がっているのか気になりませんか??

S2から見える景色とは…?

ということで今回は時間を経過させて、S2から見える景色の推移をシミュレートしてみます!

やり方は簡単、S2に近い場所から目線をいて座A*に固定し、時間を経過させるだけです。

見やすいように周囲の恒星の公転軌道も消しておきます!

ではしばらくゆっくりと、神秘的な景色をお楽しみください。

ブラックホールに近づくにつれて公転速度も早まるので、じっくり観察するために時間の経過を緩めていきます。

この禍々しいオーラ!

明らかに近づいたらやばい類の奴だということが一目でわかりますね。

高速で回転する降着円盤がすごいです。

ブラックホールギリギリまで近づいてみた!

まさにここが最接近ポイントです!123AUまで近づきます。

ちなみに1AUとは地球と太陽の距離のことで、約15000kmになります。

そして太陽から海王星まででも30AUしか離れていません。

それだけ遠くからでもこれだけはっきりと見えるいて座A+降着円盤含めいかに巨大なのかがわかりますね。

 

そして海王星の公転周期は165年ですが、このS2の公転周期はなんとたったの15.9年!

強大な引力と釣り合うために、最接近時には公転速度が7700km/sにもなるのです。

ちなみにS2の恒星としてのスペックや、海王星の公転軌道との比較をより詳しくまとめた動画を以下の記事にて掲載しているので、あわせてご覧ください!

 

では最後にもう少し時間経過を早めてS2からの景色を楽しんで、今回はお別れです。

 

結論:最も近くから見るブラックホールは凄まじかった

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