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【インフレ】恒星の光度ランキング!

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。

今回は「恒星の光度ランキング」をテーマにお送りします。

恒星の光度(=エネルギーの強さ)は、恒星ごとにピンキリです。

質量はせいぜい数百倍程度の差ですが、光度は万単位で異なってきます。

そして地球と恒星との距離もバラバラなので、明るく見える恒星がその順にエネルギーが高い恒星であるとは限りません。

そこで今回は、一等星やその他有名恒星の本来のエネルギーの強さランキングを紹介します!

エネルギーの強さは全て太陽との比較になります。

ちなみに光度は半径の2乗と温度の4乗に比例するので、急激にインフレしていきます。

大きい恒星や、青く輝く高温の恒星に注目しながらご覧ください♪

まずは発見されている中で最も小さい恒星であるEBLM J0555 57 Abです。

この恒星の光度は太陽の0.06%に過ぎず、この辺が恒星の光度の下限となります!

続いて登場したのは太陽系から最も近い恒星、プロキシマケンタウリです!

その光度は太陽の0.23%ほどと、これもかなり控えめなエネルギーとなっていますね。

地球から4.24光年ほどしか離れていませんが、これだけ暗いので地球からではそこそこいい望遠鏡を使わないと見ることができません。

続いてはケンタウルス座α星の連星の一角を成す、ケンタウルス座αBです!

光度はちょうど太陽の半分程度となっています。

プロキシマケンタウリとも連星なので太陽との距離は4.3光年ほどと近いです。

そしてここで我らが太陽sunの登場です!

超序盤の登場ですが、実は地球から見える有名な恒星はそのほとんどが太陽よりはるかに明るい恒星ばかりなんですね。

他の恒星系から見て太陽がいかに平凡な星なのかを検証した動画を以下の記事にて掲載しているので、是非合わせてご覧ください!

続いての恒星はケンタウルス座αAです!

先ほどのケンタウルス座αBと連星を成していて、その光度は太陽の1.48です。

B同様、地球からの距離は4.3光年ほどです。

ABは近いため一つの星に見え、合わせて地球から見て3番目に明るく見える恒星となっています。

続いての恒星はこいぬ座α星のプロキオンです。

プロキオンは太陽の7倍ほどの光度で輝いていて、11.46光年先から冬の大三角の一角を担っています!

続いてはわし座のαアルタイルです。

光度は太陽の10.7程度で、16.73光年彼方から夏の大三角の一角を担っている恒星ですね。

お次はみなみのうお座α星のフォーマルハウトです。

その光度は太陽の16.6ほどで、地球から25.13光年の場所で輝いています。

その右隣りがおおいぬ座α星のシリウスですね!

プロキオンと同様冬の大三角を成す恒星で、その光度は太陽の25.5ほどです。

これだけの明るさでありながら地球との距離は8.6光年しか離れていないので、シリウスは全天で最も明るい太陽以外の恒星となっています!

その隣の大きな恒星はふたご座β星のポルックスです。

α星のカストルは2等星なので、それよりも明るいことに。

光度は太陽の44で、地球からの距離は33.8光年です。

続いてはこと座のαベガです!

アルタイルと同様に夏の大三角の一角を担っています。

ベガは織姫、アルタイルは彦星としても有名ですね!

そんなベガの光度は太陽の52、距離は25光年です。

近い上にエネルギーもそれなりなので、地球からは太陽を除いて5番目に明るく見える恒星です。

次の恒星はぎょしゃ座のαカペラです。

太陽の77.6の光度で42.8光年彼方から輝いています。

その次はうしかい座のαアークトゥルスです。

アークトゥルスは太陽の190もの光度で輝いていて、地球からの距離は36.7光年ほどです。

光度の割にかなり近いところに存在するので、地球から見える明るさはベガを抜いて第四位です!

 

 

続いての恒星はしし座のαレグルスです。

半径は太陽の3.1程度とかなりコンパクトですが、表面温度が12000℃以上あるため青く見えます。

その光度は太陽の300ほどあり、大型のアークトゥルス以上にエネルギーが強いですが、地球から80光年ほど離れているため一等星では最も暗い恒星となっています。

続いての恒星はおとめ座α星のスピカです。

半径は太陽の7倍とこの順位としては小柄ですが、なんと表面温度が18500℃もあります!

それだけ熱い恒星なので、その光度は太陽の1700にも!

地球から250光年も離れていますが、一等星として夜空で明るく輝いて見えます。

その右の恒星は北極星として有名なポラリスです!

ポラリスの光度は太陽の2500と非常に明るい恒星ですが、地球から430光年も離れているため2等星となっています。

その次の恒星はエリダヌス座α星のアケルナルです。

半径は太陽の7.3とそこそこですが、温度が15000℃もあるためこの順位です。

地球からは140光年ほど離れていますが、光度が太陽の3000倍ほどもあるので地球から見ると太陽以外で10番目に明るい恒星となっています!

続いての恒星はりゅうこつ座α星のカノープスです。

カノープスは太陽の75倍も大きく、温度も7500℃とそこそこ高温なハイスペック恒星です。

その光度は太陽の13000にもなり、地球からは310光年ほど離れた所にありますが、太陽を除いて全天でシリウスに次いで2番目に明るく見える恒星です。

次の超巨大な恒星はさそり座α星のアンタレスです。

なんとその半径は太陽の900にもなります!

地球からの距離は550光年にもなりますが、太陽のなんと11万倍ほどの光度で輝いているため、地球からでも明るい一等星としてみることができます。

その次はオリオン座α星のベテルギウスです。

言わずと知れた人気恒星で、今にも爆発するのではないかと騒がれている何かと話題性の高い恒星です。

ベテルギウスはアンタレスよりさらに大きく半径が太陽の1000ほどあり、その光度は太陽の13.5万倍です。

640光年彼方から明るい光を地球まで届かせています。

シリウス、プロキオンと共に冬の大三角を形成しますが、このベテルギウスだけ異次元のスペックですねw

続いての恒星はベテルギウスと同じオリオン座のβリゲルです。

こんなハイスペックな恒星が揃うオリオン座は星座の中でも特に際立った存在です!

リゲルは地球から860光年も離れているため色々な数値があいまいな面もあるのですが、その光度は太陽の12万倍~28万倍ほどとされています。

半径は太陽の100倍弱とベテルギウスに比べると小さいですが恒星としてはかなり大きく、それに関わらず12000℃と高温なのでこの光度となっています!

続いての恒星ははくちょう座α星のデネブです。

この恒星も地球との距離が1500-3000光年と非常に遠いため数値があいまいな面があります。

その光度はリゲルと同程度で、8500℃と少し低温な分半径が太陽の200と巨大な恒星です!

ベガ、アルタイルと共に夏の大三角を形成しますが、冬の大三角のベテルギウス同様一つだけずば抜けたスペックを誇っています。

その右隣りの超巨大な恒星は現在発見されている中で最も巨大な恒星、たて座UYです!

その大きさは太陽の1700にもなります。

あまりに巨大なため、他の赤色超巨星同様低温なものの、太陽の34万倍もの光度を誇ります。

しかし地球から9500光年離れているため、肉眼で見ることはできません。

最後から2番目の恒星はピストルスターです。

やたらかっこいい名前ですが、我々の銀河系の中で12を争うほどハイスペックな恒星です。

半径は太陽の300もあり、温度も12000℃と高温です。

その光度は驚異の太陽の160万倍!!

銀河系No.1に恥じないスペックの持ち主です。

最後の比較的コンパクトな恒星は、現在発見されている中で最も重い恒星、そして最も高エネルギーな恒星であるR136a1です!

銀河系の外のタランチュラ星雲にあります。

この恒星は太陽半径の38倍程度と直近の恒星よりかなりコンパクトですが、その温度がなんと55000℃

これまで出てきたどの恒星より倍以上高い温度です

光度は温度の4乗に比例するので、R136a1の光度は驚異の太陽の800万倍!!

一番最初の最小恒星の130億倍です。

恒星のエネルギーの強さはピンキリです。

いかがでしたか?

これまでも何度もありましたがやはりR136a1が異次元すぎて美味しいところ全部持っていきますw

 

結論:R136a1は動画のネタに使いやすい(メタ発言)

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