どうも!宇宙ヤバイchです。
今回は宇宙シミュレーターuniverse sandbox 2を使って、「太古の月を再現」したいと思います!
目次
月は少しずつ地球から離れている
月は今でも年間で平均3cmずつ地球から遠ざかっていると言われています。
逆に言えば遥か昔は今よりずっと月が近くにあったということになります。
なんと地球から2万kmの距離にあった時代があったとか…
もしも地球から2万kmの所に月があったら
では超至近距離を公転していた時代の月を再現して、「今とは環境がどう違ったのか」「地球からどう見えていたのか」を検証していきます!
今太古の月が地球から2万kmの位置に置かれました!
今回はこの月を使っていろいろ見ていくことにします。
この月の公転周期はなんと7.65時間です。1ヵ月が1日より短くなるとは、日常生活に大きな支障が出てきそうですねw
ですがこの時代は1日の長さもたったの4時間しかなかったそうです。もともと地球は今よりもずっと自転が速かったのですね!
しかし月の強力な潮汐力の影響で自転が徐々にゆっくりになり、今のように24時間で一回転する速さにまで遅くなりました。
なので今後さらに時が経ち月が離れていけば地球の1日はもっと遅くなるでしょう。1億8千万年後には25時間になるそうです!
では超至近距離に月がある状態で時間を経過させてみます。何が起こるでしょうか?
温度がとんでもないことになってますw簡単に100度を超えてしまいました。
ここまで近いと潮汐力による摩擦が尋常じゃないでしょう。
明らかに陸地が広がっていますよね。海が高温で干上がってしまっています。
これでは至る所で領土問題がヒートアップ、温度もヒートアップ、Yo!(素人)
地表からこの月はどう見える?
ではいよいよ地表からこの間近にある月を見てみましょう!
ありました! で、でけえ…これは世紀末の光景ですね。
それもそのはず、この距離にある月はなんと今の20倍以上もの大きさで見えます!
太陽は今の月とほぼ同じ大きさで見えるので、それと比べるとその差は一目瞭然です。
これは月の位置にもしも天王星があった場合、それよりも一回り大きく見える計算です。実際に月の位置に召喚しましたが、確かに月の方が大きく見えます!
この月は確かに迫力があって壮観ではありますが、これを楽しむためには気候や時間感覚などあらゆるものを犠牲に払う必要があることがわかりました。
ちなみに2万kmというのは月が地球に近づけるギリギリの距離で、これ以上近くに置くと地球による潮汐力でこのように粉々に砕けてしまいます。(破壊されずに近付ける限界の距離をロシュ限界と言います。)
そしてその破片は地球の周囲を周り、こうしてリングが形成されます。一部は地球に落下してますが…
もしも地球にリングがあった場合にどう見えるのかを以下の動画で検証しているので、ぜひ合わせてご覧ください!
結論:月も人間関係も適度な距離感が大事(至言)
YouTubeの「宇宙ヤバイch」では宇宙関連の動画を多数投稿しているので、ぜひ下記のボタンからチャンネル登録をお願いします!