どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。
今回は「宇宙最恐の地震」をテーマに動画をお送りします。
地震って怖いですよね。
日本は世界でも非常に地震が多いことで有名で、日本人として生きる以上避けては通れないイベントです。
中の人なんかもちょうど去年2018年の9月に北海道大地震に被災して、震度5強の揺れと大停電を経験しました。
そんな恐ろしい地震なんですけど、地球以外でも月、火星など他の太陽系惑星でも起きているんですよね。
そこで気になるのが、“宇宙最恐の地震ってなんだ?“ということです。
マグネター
太陽系から一気に話が飛びますが、宇宙最恐の地震を起こすのはこちらの“マグネター“という天体です。
マグネターというのは中性子星の一種ですね!
中性子星とは、質量が太陽より8倍以上重い恒星がその一生の最期に超新星爆発を起こした後に残る場合がある超高密度天体です。
そして中性子星の中でも特に磁力が強いものをマグネターといいます。
中性子星とマグネターについての詳細は、以下の関連記事にてご覧ください!
星震ってなに?
では本題の星震に話を戻していきましょう。
地球のプレートテクトニクスのように、マグネターでもその表面にヒビが入ることがあるそうです。
そのヒビは数ミクロンという非常に小さなものですが、これが起こると超特大の大爆発が起こり、そこから超高エネルギーの光線が放射されるんですね!
マグネタークラスの暴れん坊になるとただ揺れるだけじゃ物足りないみたいようですw
これまで観測された中で最も高エネルギーだった星震は、SGR 1806-20というマグネターが起こしたものでした。
このマグネター、なんと地球から約5万光年、丁度銀河系の中心を挟んで太陽系と反対側の場所にあるんですね!
銀河系の中心部は恒星の密度が高く非常に明るいので、その裏側にある天体からの光が地球まで届くというのはまさに異常なエネルギー量を示しています。
SGR 1806-20の星震のエネルギーは数値でいうと3×10^39Jという値になります。
発生からわずか0.2秒のうちで太陽が25万年かけて放出するのと同等のエネルギーを放ちました。
例えばこの星震が地球から3光年以内の距離で起こったとしたら、地球のオゾン層は完全に破壊され、しかも地球上のどこでも広島原爆を7.5㎞先に落とされたようなエネルギーを浴びることになるようです。
怖すぎる…
そして10光年離れた所でも、オゾン層が完全破壊され生命の絶滅は免れないそうです。
しかもガンマ線は光速でやってくるので、食らうまで起こったことに気づけません。
もしかしたらあなたが動画を見終わった1秒後に突然星震によるガンマ線がやってくるかもしれませんよ…
結論:ガンマ線「いま、会いにゆきます」(ホラーエンド)