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衛星を2個も持つ小惑星”シルヴィア”が贅沢すぎる【水星金星激おこ】

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。

今回は宇宙シミュレーターuniverse sandbox 2を使い、「衛星を二つも持つ贅沢な小惑星」を紹介していきたいと思います。

衛星の持ちやすさは質量(重力)による

衛星は主星の重力に引かれてその周りを公転している天体なので、質量が大きく周囲への重力の影響が強い天体ほど衛星が多く、反対に質量小さい天体ほど衛星が少ない傾向があります。

現に2019年2月現在で木星は70以上、土星は60以上、天王星と海王星もそれぞれ10以上と巨大ガス惑星はたくさんの衛星を持っています。

それに対しガス惑星と比べて小さい岩石惑星はというと、地球が1個水星と金星に至っては一つも衛星を持っていません。

とは言っても地球の衛星である月は他の衛星たちとは異質の本当に特別な存在なんですがね…
もしも月がなかったらどうなる?月の偉大さをまとめてみた!  

火星は小柄な割に2つの衛星を持つ

他の岩石惑星が衛星を持てていない中、火星だけは金星や地球の10%程度の質量しか持たないのにも関わらずなんと2つもの衛星を持っています!

これらはフォボスダイモスといいそれぞれ半径が11km、6kmと小柄ながらも、立派な衛星です。

火星のさらに半分程度の質量しかない水星はまだしも、金星はさぞかし「おこ」でしょう。

 

衛星を2つも持つ小惑星シルヴィア!

こんな感じで火星はリア充だと判明しましたが、なんと惑星の大きさに遠く及ばない小惑星なのに衛星を2つも持っているスーパー贅沢天体が存在します。

その小惑星はシルヴィア、その衛星はレムスロムルスと呼ばれています。

そしてその衛星の半径はそれぞれ3.5km,9kmと、火星の衛星と比較しても謙遜ない大きさです。

ではそんな贅沢な小惑星がどんなスペックを持っているかというと、なんと半径わずか130km、質量は水星の2万分の1以下、火星の4万分の1以下、金星の30万分の1以下しかありません!

このように左の水星や右の金星と比較してもその大きさの差は歴然です。

質量の比は大きさの比の3乗なので、数万倍の差があるのもわかります。

太陽との距離も衛星の持ちやすさに影響

なぜある程度の質量を持つ水星や金星がここまで不遇かというと、衛星の持ちやすさは太陽との距離にも比例するからです!

水星や金星など太陽から近い天体では太陽からの重力の影響も大きいため、自身の重力が優位を占める範囲が狭くなります。

反対に太陽から距離が遠いと自身の重力の影響を遠くまで及ぼすことができるため、衛星を確保しやすいのです。

現に冥王星のような月より小さい星でも、外縁部にあるというだけで巨大衛星カロンを含む5つの衛星を持ち合わせています。

太陽に焼かれさらに衛星も奪われる…近づき過ぎていいこと何もないね!

水星「兄貴、こいつらどうしやす?」金星「処す!処す!」

シルヴィア「()」

 

結論:宇宙でもリア充は爆発する

 

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