どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。
今回は、「歴代で地球に衝突した隕石の大きさランキング」というテーマで4つ天体を紹介していきます!
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では過去に地球に衝突したとされる巨大隕石たちを早速紹介していきましょう!
目次
第4位 恐竜を絶滅させた隕石
第4位となったのは「チクシュルーブ衝突体」と呼ばれる小惑星で、約6600万年前にメキシコ・ユカタン半島に衝突したと言われています。
あの恐竜を絶滅させたとして非常に有名な隕石で、その大きさは直径10-15km!
日常のスケールで考えるとこれがどれだけ巨大なのか、容易に想像できますね。
衝突速度は約20km/s、衝突時のエネルギーはなんと広島型原子力爆弾の約10億倍にもなったそうです。
これは、衝突地点から半径1000km以内のものは全て、即死してしまうレベルのヤバさらしい…
またこの隕石の衝突によって「チクシュルーブ・クレーター」ができました。
直径は約160kmで既知の地球上のクレーターでは3番目の規模になっています。
第3位 フレデフォートの隕石
続いて第3位となったのは「フレデフォートの隕石」です。
この隕石は直径10-15kmで、4位の「チクシュルーブ衝突体」とほぼ同じ大きさになっています。
今から約20億2300万年前の古原生代に約20km/sの速さで現在の南アフリカ共和国のフリーステイト州という場所に衝突したと言われていて、衝突時のエネルギーは広島型原子力爆弾の58億倍にのぼるそうです!
この衝突によってできたクレーターは「フレデフォート・ドーム」と呼ばれ、その直径は約190kmで現存するクレーターの中で世界最大かつ世界最古のものになっています!
また、2005年には世界自然遺産にも登録されています!
世界最大のクレーター、いつか生で見て宇宙のスケールを感じてみたいですね。
第2位 32億年前の隕石
第2位となったのは「32億年前の隕石」です。
名前がついていないのか、検索しても出てこなかったのでこの名前で呼ばせていただきますw
これは、2014年にアメリカのスタンフォード大学の研究によって発表されたました。
研究によると、南アフリカのバーベルトン緑色岩帯で発見した小さな球状の石が、約32億6000万年前に地球に衝突した小惑星のかけらであること、さらにその衝突が地球の大陸を移動させたきっかけになった可能性があることがわかっています。
衝突した小惑星の大きさはなんと、少なくとも直径37km!!
恐竜を絶滅させた隕石の3-4倍にもなります、エベレストさえ小さく見えてしまっていますね!
この隕石は、約20km/sで地表に衝突し、その影響で海が沸騰して高さ数千メートルの津波が海洋全体に広がり、30分にわたって地球全体が揺れたんだとか。
2011年東日本大震災の1000倍近くにもなる、マグニチュード10.8の揺れがこの地球を襲ったそうです。地球壊れる。
残されたクレーターの大きさも幅500kmと超規格外です!
さらに研究ではこの隕石衝突が、太陽系が後期重爆撃期と呼ばれる時期にあったことを明らかにしています。
後期重爆撃期では、巨大小惑星が太陽の周囲を回っていて初期惑星に衝突していたと言われています。
ですので、当時の地球に他にも今回のような隕石が衝突していた可能性があります!
第1位 ジャイアント・インパクト説 「テイア」
栄えある第1位に選ばれたのは、ジャイアントインパクト説における仮説上の原始惑星である、「テイア」です。
ジャイアント・インパクト説とは、約46億年前に原始地球に火星ほどの大きさの天体が激突した結果、月が形成されたとする説で別名「巨大衝突説」とも呼ばれます。
火星の大きさは直径6794kmで、2位までの隕石とは全くもって桁が違います!!
なのでその衝突のエネルギーも半端なく、マグニチュードで表すと17.8、恐竜を絶滅させた隕石のなんと7億倍ものエネルギーになります…
あくまでこれは仮説なので本当に起きていたかは定かではありませんが、とはいえ現在でも月の存在を説明する最有力な仮説なので今回は1位にさせていただきました!
いかがでしたか?
現実でテイアを超える隕石はなかなかありそうにはないですが、今から僕がランキングを塗り替えちゃいますね。
結論:海王星相手だともはや地球の方が海王星の隕石になる