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重力が強い天体ランキングベスト4!筋トレにオススメな天体はどれだ?

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。

今回は「重力が強い天体ランキングTOP4」というテーマで動画をお送りしていきます。

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目次

人類はこの地球の重力に慣れて生活を送っていますが、宇宙には地球とは比にならないほど重力が強い天体が数多く存在しています。

ドラゴンボールのZ戦士なんかも宇宙船内の重力を上げてトレーニングしていましたし、肉体を強化したい方は今回のランキングが参考になるかもしれません!

4位:赤色矮星

早速第4位は、赤色矮星です。

これは本当に意外だと思われる方も多いと思いますが、実は数ある恒星の中で最も重力が強いのは、最も質量が小さく省エネなタイプの恒星である赤色矮星なんですね!

例えば身近な太陽は恒星の中では中くらいの質量を持つ恒星ですが、その表面重力は地球の27.5です。

これだけでも相当に大きな値ですね。

ですが太陽よりずっと小さい赤色矮星の表面重力はさらに大きく、例えば太陽系に最も近い恒星プロキシマ・ケンタウリは赤色矮星ですが、これの表面重力は地球の165という桁違いの値となっています!!

一般的に密度が高い天体ほど、表面重力が強くなる傾向にあります。

赤色矮星は質量こそ小さいですが、それ以上に小柄なため高密度で、他のもっと質量の大きい恒星達よりも表面重力が強くなっているんですね!

参考までにオリオン座のβ星リゲルの表面重力はなんと地球の10分の1という値で、同じくオリオン座のα星ベテルギウスに至っては地球の2500分の1となっていました!

赤色矮星、小柄だからと言って侮れません!

3位:白色矮星

4位は軽いジャブに過ぎません、ここから桁違いにどんどんインフレしていきます。

3位は白色矮星という天体です!

白色矮星は先ほどの赤色矮星も含む、太陽の8倍以下の質量を持つ恒星が、その一生を終えると中心部に残ると考えられている天体です。

白色矮星は言ってみれば恒星の燃えカス、もしくは死骸といった具合の天体ということになります。

白色矮星は質量が大きいほどよりコンパクトになるという性質を持っているので、その表面重力には個体差がかなりあります。

ただどの白色矮星も先ほどの赤色矮星とは桁違いに高密度となっています。

例えば超有名な恒星シリウスと連星を成す白色矮星シリウスBなんかはかなり質量の大きい白色矮星ですが、地球の33万倍も重い太陽と同程度の質量を持ちながら、なんと大きさが地球よりも一回り小さいんですね!

シリウスBの密度は1^3あたり2tを超え、シリウスBを角砂糖分だけ切り取るとそれだけで車と同じくらい重いということになります!

これだけ高密度な天体なのですが、その表面重力はなんと地球の38万倍!!

これだけインフレしてしまうと、Z戦士でも瞬殺されてしまうほどかもしれません!

白色矮星で鍛える際はしっかり準備をしてから臨みましょう。

2位:中性子星

そして第2位は中性子星という天体です!

この中性子星は太陽の830倍程度の質量を持つ大質量星がその一生を終え、超新星爆発を起こした際に中心に残ると考えられている超々高密度天体です。

また、先ほどの白色矮星の質量が太陽の1.4倍を超えた際にも超新星爆発が起こり、この中性子星に変化すると考えられています。

中性子星はとにかく本当に密度が高く、なんとたった直径20㎞という小さい範囲の中に、太陽の1.42.5倍程度の質量が詰まっているんです!!

このように白色矮星シリウスBや地球と比べても圧倒的に小柄ですが、その質量は超高密度天体である白色矮星をも上回ります。

気になる密度は1^3あたり実に10tという桁違いの値!!

ちなみに10tといってもイメージしにくいと思いますが、大体数百m級の「山」がこれくらいの質量となるそうです。

車ですら凄いのに山と言われても中性子星ヤバすぎます。

では本題の中性子星の表面重力はというと、実に地球の1500億倍という値となっていました!!

これだけ重力が強いために周囲の物質は中性子星を超高速で公転します。

その際に物質同士が超高速でぶつかり超高温に加熱させられ、物凄い明るさで輝きを放ちます。

これによって、明るく輝く降着円盤が形成されます!

さらに中性子星は重力が強すぎて、光の進路すらも大きく歪めてしまいます!

このようにシミュレーション内でも、中性子星の背後からやってきた光が歪んで見えていますね。

まさに桁違いの密度を持つ究極の天体を紹介しました!

1位:ブラックホール

そして筋トレにおススメな重力が強い天体ランキング、栄えある第一位はブラックホールです!

ブラックホールは太陽の30倍以上の質量を持つ超大質量星がその一生を終え超新星爆発をした際に、中心部に残ると考えられている天体です。

先ほどの中性子星は辛うじて天体の形を保っていましたが、このブラックホールは重力があまりに強すぎて完全にぶっ壊れてしまっています。

例えば先ほどの中性子星の質量をあと少しだけ上昇させると、重力に反発する力が重力に耐え切れなくなり、特異点という体積01点に向かって全質量が永遠に落ち込んでいく完全に壊れた状態となってしまいます。

このように重力崩壊し、特異点という1点に向けて質量が落ちていくだけの状態となった天体のことを、ブラックホールと呼んでいます。

ブラックホールの重力はいわば測定不能です。

というのも、ブラックホールの特異点の周囲では、重力が強すぎて光すらも抜け出せない領域が存在することになるからなんですね!

そんな領域を事象の地平面と呼びます。

そこから光すらも抜け出せないということは、事象の地平面の内部は外側からは真っ黒に見えますし、その中からはどんな情報も出てきません。

つまり事象の地平面の中で何が起きているのかは私たちには絶対に理解できないんです!

なのでブラックホールの重力は測定不能ですが、本当に特異点の1点に全質量が集中していたとしたら、それこそ重力が無限大に発散している可能性もあります。

想像することすらできないのが、ブラックホールです!

いかがでしたか?

今回のランキングはインフレが特に激しく、宇宙のヤバさが伝わりやすかったのではないかと思います!

宇宙で筋トレしようなんて考えが甘かったようです、ごめんなさい。

結論:筋トレは地球でやろう

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