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地球を公転する第二の月が発見される!?

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。

今回は「地球に第二の月が存在していた!?」というテーマで動画をお送りしていきます。

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地球の衛星といえば、ですよね。

月は主星との大きさの比率などの面で他の太陽系惑星の持つ衛星と比べて特異な性質を持つ、地球が持つ唯一の衛星です。

ですがなんと先月の26日に地球を公転するもう一つの人工ではない天然の衛星が発見されたと発表され、ツイッターのトレンドにも載るほどの大きな話題となっていました!

こちらは今回地球を周回する小惑星2020 CD3を発見した、アリゾナ大学の観測プロジェクト「カタリナ・スカイサーベイ」のメンバーがTwitterで投稿していた、発見された天体が画面を横切る映像です。

丸で囲まれた小さな天体が画面下部から上部に向かって高速で移動して見えますが、地球からの距離が他の背後の天体と比べて圧倒的に近いため、このように高速に見えます!

2020 CD3直径は1.9-3.5mと非常に小柄なので、地球の重力で捕らわれるほどの距離にあってもその視等級は20等級と、約14等級の冥王星のさらに250分の1程度の明るさでしか見れません!

よく見つけましたね

カタリナスカイサーベイは、以前2006年にも地球を周回する軌道にある2006 RH120を発見していました。

ですが軌道が不安定であったため、この天体が地球を公転していたのは20069月~20076月までの期間のみでした。

そしてこちらの映像が、ツイッターで公開されていた2020 CD3の地球に対する公転軌道を示す動画となります。

中心が地球、その周囲を安定して公転する白い軌道が月、緑の軌道が2020 CD3の軌道、太陽は上の方向にあります。

一度近づいてはさらに離れ、また近づいたりと、非常に複雑な公転軌道を描いていることがわかりますね!

これは月や太陽の重力を受けることにより、より不安定な軌道を描いていると考えられています。

2020 CD33年ほど地球を周回したのち、現在では徐々に地球の公転する軌道を離れ、今年4月には2006 RH120同様、地球の重力からは脱すると考えられています。

ですが地球の近い位置で太陽を公転し続けるため、今から30年後くらいには再び地球に接近してくるかもしれないそうです!

近付いたり離れたり、2020 CD3はツンデレさんかもしれません!

ちなみに見つけにくすぎるだけで、1m以下のサイズの天体であれば常に地球の周囲を公転しているそうです!

50㎝以下のものを含めると、常に50個程度衛星があるらしいです。地球ファミリー賑やかですね!

結論:デレが過ぎて衝突だけはしないでください

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