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月と地球の間に太陽系惑星がすっぽり入るって本当?試してみた!

どうも、宇宙ヤバイchのキャベチです。

今回は、「地球と月の間に太陽系の全惑星がすっぽり入るのは本当なのか」というテーマで動画をお送りしていきます。

目次

地球と月の平均距離は384400kmです。

月は地球を公転していて、その軌道は厳密には円ではなく楕円になっています。

ですので、位置によって地球との距離が変わってくることから平均距離を出しました!

月と地球は案外遠い

普段地球から夜空の月を見上げると、すごい光り輝いていて大きく見えます。

しかし、実際には月は地球からかなり離れた位置にあります。

宇宙から見てもかなり遠くの位置にあることが分かります!

地球の直径は約13000kmですがそれと比較しても何倍もの距離があります。

その遠さを示す例えとして、「地球と月の間に地球以外の太陽系惑星を並べると、ちょうど収まる」というものがあります。

今回はそれが本当に正しいのか、検証していきます!

まだまだ余裕?岩石惑星を並べてみる!

まずは、太陽系の中でも一番内側にある岩石惑星の水星から並べます。

岩石惑星の中では地球が一番大きいので全く問題ありません。

水星は、半径が2440kmですので地球と比較するとだいぶ小さいです。

太陽系の中でも一番小さい惑星です。

土星の衛星であるタイタンや木星の衛星であるガニメデと一緒に並べると、その大きさはガニメデ>タイタン>水星の順になっていることが分かります!

実は、水星は太陽系惑星で唯一衛星に大きさで負けています!

次は火星です。

火星の半径は3390kmですのでちょうど地球の半分より若干大きいサイズになってます。

次は金星を並べます。

金星は地球とだいたい同じ大きさで半径は6052kmになっています。

ここまでは岩石惑星ですので地球と大きさが変わらない惑星ばかりで月との距離にもまだまだ余裕があります。

本当に収まるの?巨大ガス惑星の登場!

これからはガス惑星が出てきますが地球の何倍もの大きさを誇るものばかりですので、本当に収まりきるのでしょうか?

まずは様子見ということで海王星を並べて見ましょう!

海王星は太陽系の中で最も遠い位置にある惑星で半径は24662kmです。

地球の4倍ほどの大きさです!

質量は地球の17倍です。

続いて天王星です。

若干海王星よりも軽いですが半径は25363kmで海王星よりもほんの少し大きくなっています。

さあ、いよいよ巨大ガス惑星に登場してもらいましょう。

まずは土星です。

半径は58232kmで地球の9.14倍の大きさです。

今回は惑星本体の話ですのでリングはカットしました!

では、最後に木星にお越しいただきます。

半径は69911kmで地球の11倍の大きさです。

太陽系惑星の中で最も大きな惑星です。

質量は地球の318倍で密度は土星の2倍ほどです。

それでは、「地球と月の間に地球以外の太陽系惑星を並べると、ちょうど収まる」は正しかったのでしょうか?

月の公転軌道を表示して確認してみましょう!

本当にギリギリでしたね。

ついでに、最近までは惑星だったけど残念ながら準惑星に降格してしまった冥王星ちゃんも置いてみます。

これで著名な太陽系惑星が全てすっぽりと収まっています!

具体的な数字の話をすると、地球以外の太陽系惑星の直径を足すとちょうど38kmで冥王星を加えても382400kmになります。

本当に384400kmにすっぽり入ることがわかりますね!

では、恒例行事のデストロイヤーの時間です。

これを動かしてみると一体どうなるのでしょうか。

冥王星の見た目がガス惑星みたいになってしまいました!w

結論:月と地球の間には全惑星が入るけど入れないほうがいい

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