どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。
今回は宇宙シミュレーターuniverse sandbox 2を使って、「もしも月の位置に太陽系の惑星や太陽自体があったらどう見えるのか」を検証していきたいと思います!
目次
今回はこの検証のために、特別ゲストにお越しいただいております。ご覧ください!
太陽系惑星オールスターズの皆さんです!
各公転軌道からはるばるお越しくださいました。盛大な拍手でお迎えください。
彼らには予め地球から38.4万km離れた月の公転軌道に、地球を囲む形でスタンバイしていただいています。
地球から見たとき、彼らはどう見えるのでしょうか?検証開始です!
水星が月の距離にあったら
まずは水星です。
水星は太陽系で一番内側にある熱い星ですね!
さらに太陽系で最も小さい惑星でもあります。木星の衛星ガニメデと土星の衛星タイタンよりも小さいのが特徴的です。
相当小さく見えますが、この時点ですでに地球から見た月や太陽よりも大きく見えています。
金星が月の距離にあったら
少し上を見てみると、そこには金星がありました!
温室効果が暴走し、水星の一個外側にあるにもかかわらず平均気温480度とどの星よりも熱い灼熱の惑星です。
さらに地球と大きさなどが最も似ている惑星でもあります。
あと少し金星が外側にあったら、地球のように緑豊かな惑星になっていたかも知れませんね。
火星が月の距離にあったら
さらに上を見ると、火星がありました。
地球の一つ外側にあり、赤い見た目とは裏腹にかなり寒い惑星です。
現在ではスペースX社による「火星移住計画」があまりに有名ですね。将来人類がこの火星で暮らせる日が来るのでしょうか?
地球が月の距離にあったら(月から見た地球)
さらに見上げるとそこには地球が!
本来あり得ませんが特別ゲストとして分身にお越しくださいました。
月からはこんな風に見えるわけですが、やはり美しいです。
このたった一つの星の中に全生命とその歴史が詰まっていると考えると、本当に宇宙はすごいなと思います。
天王星と海王星が月の距離にあったら
さらに上を見ると、そこには天王星と海王星が仲良く並んでいました!
太陽系の遠い場所からはるばるやってきてくれました。
両者とも地球の4倍程度大きい惑星ですが、さすがにここまでくると相当な存在感がありますね。
土星が月の距離にあったら
さらに上を見上げると、そこには土星がいました。
大人の事情により輪は剥ぎ取られていますが、それでもとんでもない大きさです。
その大きさは地球の9倍と、太陽系でも2番目に大きい惑星です。
その巨体に対して密度がとても低く(0.687g/cm^3)、水(1g/cm^3)よりも3割も密度が小さいため、もしも土星を包めるほどの巨大な水槽があったら土星は水に浮くとも言われています!
木星が月の距離にあったら
反対側の空を見てみると、最後に木星が顔を覗かせました!
太陽系惑星オールスターズのリーダー格ですね。
大きさは地球の11倍、重さは地球の318倍と圧倒的な存在感を誇っています。こんなのが空に浮かんでいたら怖くて失神するレベルですw
太陽が月の距離にあったら
ですがまだ宴は終わりません。右側をご覧ください。
なんとわれらが太陽系の主、太陽さんにもお越しいただきました! で、でかい…!!
太陽はあまりにも大きく月軌道に太陽の中心を置くと地球ごと丸呑みされるので、太陽の中心ではなく太陽の表面から38万kmの位置に地球が来るように配置しています。ハンデありでこの大きさ…
それもそのはず、太陽は地球の109倍、木星と比べてもその10倍大きいので、この威圧感も納得です。
右側の岩石惑星たちと比較するとその差は歴然ですね。
ガス惑星たちと比べてもやはり桁が違います!
ちなみに太陽は単体で太陽系全体の質量のうち99.86%を占めているので、重さの面ではさらに桁違いです!
「何々? いつも速攻で削除したり雑に扱いやがって…? 積年の恨みを今ここで話してやる…? や、ヤメロ!」
く、くるなぁぁぁあああ!!
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