どうも!
今回は「ベテルギウスの爆発」について動画を公開しました。
ベテルギウスは地球から約640光年離れたところにあるオリオン座に輝く一等星で、特大サイズの恒星としても有名です。
このベテルギウスは太陽系の中心に置いていますが、木星軌道にさしかかろうというほど巨大です!太陽の1000倍近い大きさがあります。
このベテルギウスがここまで巨大なのは、死期が近く極限まで膨張しているからです。
太陽質量の8倍以上重い恒星はその最期に超新星爆発を起こして派手に散るとされていますが、ベテルギウスは10倍以上重いので例外ではありません。
さらに言えばベテルギウスが爆発しても地球で観測できるまで640年かかりますから、もうすでに派手に散ってこの宇宙に存在していない可能性もあります。
とは言っても宇宙規模でいう「すぐ」は数万年とか普通にあるので、ベテルギウスはずっと「すぐ爆発するする詐欺」をしているわけですね!
果たして私たちが生きている間にベテルギウスは派手な最期を見せてくれるのでしょうか?楽しみです。
ではもしベテルギウスが超新星爆発を起こせば、地球や他の天体にはどんな影響があるのでしょうか??
まず超新星爆発が起こるとガンマ線バーストという超強力なリアルレーザービームが放出され、半径5光年以内の惑星の地表に住む生命体は確実に絶滅します。怖…
ガンマ線バーストは自転軸から2度という限られた方向にしか放出されず、地球の方角からは20度ずれているため、幸い地球は直撃しないそうです。
ただし爆発の衝撃で軸がブレるなどで地球めがけてガンマ線バーストが放出されれば…オゾン層が一部破壊されるなどの影響があるかもしれません。
とは言え640光年も離れているので仮に直撃しても大丈夫でしょう!(願望)
超新星爆発は凄まじく明るい天体現象で、太陽が100億年の一生をかけて放出する全エネルギーに相当するエネルギーをたった数秒で放出する特大イベントです。
そのためもしベテルギウスが爆発すれば地球からでも最大で満月の100倍もの明るさで青白く輝いて見え、誰もがその世紀の天体ショーを確認できます!
あまりに明るいため爆発から3ヶ月間は昼間でもはっきりとその輝きが見え続けるそうです。
徐々に温度が下がるにつれオレンジ色に変色し、4年も経つと地球からは肉眼で見えなくなります。オリオン座が一段と寂しくなりますね…
そして星雲が徐々に広がっていき、最後は地球にも到達します。ですがその頃にはガスの密度が下がって見えなくなり、影響もないでしょう。
いかがでしたか?
星の一生の壮大さとどこか切なさを感じますよね。
生きている間に爆発を見せて欲しいなぁ…(チラッ)
結論:ベテルギウス「駄目です」
人類「あああああブ(ry」