どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。
今回は「2029年に地球に大接近する巨大小惑星」 をテーマに動画をお送りしていきます。
目次
2029年4月、アポフィスが地球に最接近!?その軌道は?
つい先日、2029年の4月にアポフィスという名の小惑星が 地球に最接近するとニュースになりました。
その軌道がこちらです!
月の軌道のはるか内側、地球の表面からわずか3万㎞という、 宇宙規模でいえば本当にスレスレのところを通過するそう。
確かにこうしてみると本当に近くまでくることが よくわかります!
とはいえ衝突の心配はほとんどないそうで、 むしろ絶好の観測機会となると考えられています。
ですが何らかの原因で万一にも地球に衝突した場合、 どれくらいの被害が出るのか気になる…気にならない?
アポフィスを地球にぶつけて検証してみましょう♪
アポフィスの基本情報
まずはアポフィスの基本スペックをおさらいします。
アポフィスの直径は約330mほどで、ちょうど東京タワーほど の大きさ。
そして質量はなんと7200万トンにもなります!
想像するだけで超巨大な物体ですが、これが秒速数10㎞という とてつもない速度で地球に向かってきます。
エネルギーは 速度の2乗に比例するので、恐ろしいエネルギーですね。
実際にアポフィスを地球に衝突させて、影響を検証!
衝突のエネルギーは広島原爆のなんと10万倍にも にもなり、このようにどこかの都市に落ちればたちまち崩壊。
仮に海に落ちても100mクラスの津波が各国の沿岸部に 押し寄せるそう。
地震なんて可愛く見えるほどの、 想像を絶する被害が生じてしまいそうですね。
衝突する確率は?
今でこそ衝突しないだろうと見られているアポフィス ですが、実は以前はもっと危険視されていました。
2004年に発見された当初、アポフィスは2029年に、 なんと2.7%の確率で地球に衝突すると考えられていました。
37回に1回はぶつかる高確率です。
このためその天体の地球に対する脅威を示す指標である 「トリノスケール」が、史上初めて4まで高まりました。
ちなみに歴代でも3以上になったのはアポフィスだけです。
これだけ話題性の高い天体なので、29年の最接近時には 相当大きな天文イベントとなるでしょう!
結論:万一に備えて今から筋トレしよう