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超深宇宙の高画質映像がヤバすぎる…

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。

今回は「超深宇宙の高画質画像」というテーマで動画をお送りしていきます。

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人類の観測技術は近年大きく進歩していて、観測可能な宇宙の果てに近い程遠くまで天体の姿を捉えるようになってきています。

ハッブル宇宙望遠鏡を用いて観測可能な領域でも最も深い部分を探査する試みを、ハッブル超深宇宙探査(HUDF)と呼びます。

今回はHUDFで撮影された高画質映像を紹介していきたいと思います!

Credit: NASA, ESA, H.Teplitz and M.Rafelski (IPAC/Caltech),A. Koekemoer (STScI), R. Windhorst(ASU), Z. Levay (STScI)

こちらは2014年に公開されたHUDFの画像です。

色鮮やかな天体たちが無数に写っていますが、これらすべて一つの恒星ではなく、恒星が数億単位で集まった銀河です。

形も個体差がありとても面白いですね!

ここに映っている銀河の中でも特に遠くにあるものは、肉眼で見える星々と比べて実に100億倍も遠くにある、人類では到底到達できない超深淵に存在しています。

そのような銀河から放たれた光は実に130億年以上かけて地球に到達していると考えられています。

宇宙が誕生したのは今から138億年前なので、実にビッグバンから数億年しか経っていない初期の宇宙の姿を捉えていることになります!

これほどまでに遠くにある天体からやってきた光は、何億年も膨張する宇宙空間を旅することで波長が伸び、元々紫外線だったものも地球に届くころには可視光線を通り越して赤外線になってしまうそうです。

Credit:NASA, ESA, G. Illingworth and D. Magee (University of California, Santa Cruz),K. Whitaker (University of Connecticut),R. Bouwens (Leiden University),P. Oesch (University of Geneva),and the Hubble Legacy Field team

続いては去年2019年に公開されたHUDFの画像を紹介します!

この画像、なんと元ファイルが1枚で実に500MBを超える超高解像度画像となっています!

この画像は過去16年間のハッブル深宇宙探査によって撮影された数千枚もの画像を組み合わせて作られています。

ズームインすると、画像のつなぎ目のようなものが見える箇所もあります!

もちろん移されている天体は全て単一の恒星ではなく銀河で、この画像1枚の中に20万個もの銀河が含まれています!

これまでの研究の集大成といった、本当に壮大な画像です。

Credits: NASA, ESA, G. Illingworth (University of California, Santa Cruz) and G. Bacon (STScI)

そして最後に、こちらは2019年にNASAが公開した動画の逆再生版です。

元々深宇宙画像から徐々にズームアウトしていく動画でしたが、個人的にズームインの方が壮大さが伝わると思ったので逆再生にして使わせていただいています。

私達が普段見ている夜空の星々の世界から始まり、徐々にズームインしていきます!

そしてあるところから光源の形状が明らかに変化し、恒星の世界から銀河の世界へと入ったことが見て取れます!

そしてそこからさらにさらに拡大した先に、超深宇宙の世界が広がっています。

改めて人類の観測技術、凄まじいですね!

今回紹介した画像は観測可能な宇宙の果てに近い領域にある銀河たちを映していましたが、この宇宙は光の速度を超える速度で膨張しているため、そこから放たれた光が永遠に地球まで到達しない、観測不可能な領域が存在します。

人類が観測不可能な宇宙の本当の広さは誰もわかりませんが、現在最も支持されているインフレーション理論をもとに計算すると、観測不可能な領域も含めた全宇宙の体積は、観測可能な宇宙の体積の実に1078乗倍にもなるそうです!!

もちろん観測可能な宇宙の中だけに銀河があるわけではないので、この宇宙には今回紹介した画像たちよりもはるかに遠くにある銀河も無数に存在しているかもしれません。

本当にこの宇宙は果てしないですね!

結論:ビックバンの様子を見るためには視力を鍛えましょう

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