どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。
今回は「超新星爆発」をテーマに動画を作成しました!
超新星爆発は恒星の最後の瞬間の大爆発で、一太陽が生まれてから死ぬまでの100億年間で放出するエネルギーを遥かに凌駕する膨大なエネルギーをわずか数秒間で放出します。
あまりにエネルギーが半端じゃないので超新星爆発の爆心地の半径数光年以内の生命は焼き尽くされてしまうそうです。こわスギィ!
幸い太陽の周りには超新星爆発を起こす可能性がある恒星は存在しないのでご安心ください。
今回はそんな半端じゃない超新星爆発について簡単な仕組みや発生条件について掘り下げていきましょう!
星の最期に超新星爆発が起こる仕組み
そもそも恒星というのは、自身の重力による内部に落ちて行く力と、核融合により外側へ膨らもうとする力が釣り合っているため、安定して存在することができています。
核融合というのは水素元素を燃料として行われていますが、いくら大量の水素を蓄える恒星とはいえいずれ水素が尽きてしまいます。
そうなると今度は一段重いヘリウムで核融合が起こり、それが尽きると炭素、…と続いていき、最後に鉄元素が作られます。
鉄元素は核融合を起こさないのでここで核融合が停止して、星の内部から外側へ膨らむ方向への力が一気に止まってしまうわけですね。
そうなると重力による内側へ落ちて行く方向の力のみしかなくなり、一気に内部へ押しつぶされてその反動で特大の衝撃波が発生し、それが星表面まで到達して大爆発を起こす、といったメカニズムです。
内なる力に耐えきれなくなり大爆発して終了。。なんだか厨二心くすぐるかっこよさがありませんか!?
超新星爆発が起こる条件
ただ最後に爆発すると言っても、全ての恒星が超新星爆発をして一生を終えるというわけではありません。
実は超新星爆発を起こすのは太陽の8倍以上の質量を持つ恒星に限られます!
宇宙の恒星の7割が小さい赤色矮星で、太陽ですら恒星全体の上位1割に入るスペックを持っているわけですから、その8倍以上となると本当にエリートしか内なる力が暴走して爆ぜるという厨二エンドを迎えることができないというわけですね!
そして超新星爆発を起こした星の中心では、重力崩壊で思いっきり圧縮された影響で超高密度の天体である中性子星ができます。
そして太陽の質量の30倍を超える天体ではさらに高密度となり、中性子星を通り越してブラックホールができます。
あまりに強大な力が暴走すると闇堕ちしてしまう、、なんて厨二心をくすぐる設定でしょうか?
結論:宇宙の創造神は厨二病に違いない!
巨大な星の最後の叫び
最後なのに
超新しい星とはこれいかに?
そんなことを思った14歳の冬を思い出しました