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宇宙に実在する温度が高過ぎる場所ランキングTOP4!

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。

今回は「宇宙に実在する温度が高すぎる場所TOP4」というテーマで動画をお送りしていきます。

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比較的身近な範囲で高温な場所として思いつくのは、地球の中心の5500℃太陽の表面の5500℃、さらに太陽の中心部では一気に1500にまで達すると考えられています!

これだけでも想像を絶するような高温ですが、宇宙には太陽の中心すらも温く感じるほど桁違いに高温な場所が実在していました!

今回は宇宙の高温な場所Top4を紹介していきます!

4位:大質量星の中心部(超新星爆発)

太陽のような恒星は中心部が非常に高温、高圧になっているため、核融合という反応が起き、水素から始まってヘリウム炭素と徐々に重い元素を生成していきます。

そして重い元素ほど核融合が起こるためにはさらに高い温度と圧力が必要になるため、質量が比較的軽い恒星だと途中で核融合が進まなくなります。

ですが質量が太陽の8倍以上重い恒星だと核融合がどんどん進み、最終的にが生成されます。

鉄は最も安定な元素なので、これ以上核融合が進まなくなります。

核融合が進まなくなると核融合によって外に膨張しようとする圧力と中に落ちていこうとする重力が釣り合わなくなり、中心に向かって圧縮が起こり、その反動で起きた衝撃波が恒星表面まで伝わっていき超新星爆発が起きます!

超新星爆発が起こる直前の大質量星の中心部ではその温度がなんと100程度にまで達しているそうです!!

同じ恒星の中心ですが、太陽の1500とは桁違いですね。

3位:超大質量ブラックホールの降着円盤

宇宙には人類が観測可能な領域不可能な領域がありますが、観測可能な宇宙だけでも直径930億光年に渡って広がっていて、その中には2兆個もの銀河があると考えられています。

それ等の銀河の中心にはほとんどの場合太陽の100万倍以上の質量を持つ超大質量ブラックホールが居座っていると考えられています。

超大質量ブラックホール自体は大した熱を放つわけではありませんが、ブラックホールに近づいた物質は強大な重力でぶん回され、光の速度に近い速度にまで加速しながらブラックホールの周囲を公転します。

超高速でブラックホールを公転する物質はお互いが超高速で擦れ合うことで膨大な摩擦が発生し、なんと数十億~数百億にまで達するそうです!!

この物質たちでできた円盤を降着円盤と呼びます。

太陽の数億倍もの質量を持つブラックホールの降着円盤ともなると大きさも非常に巨大になります。

Credit: EHT Collaboration

例えば去年人類が初の直接観測に成功したM87のブラックホールはその質量が太陽の65億倍もあると判明しましたが、それを取り巻く降着円盤の温度はなんと60、直径は1000億㎞にもなるそうです!!桁違いすぎる

それだけ広い範囲でこれだけの温度なので放出するエネルギーは桁違いで、この降着円盤だけでその周囲にある数千億~数兆個もの恒星が集まった銀河全体の何倍も明るく輝くとか!

2位:中性子星同士の衝突

先ほど4位でも大質量星の最期の話が出てきましたが、重力と核融合の膨張の力が釣り合わなくなり、内側に核が猛烈な勢いで圧縮されると、中心部には中性子星という超高密度天体が形成されることがあると考えられています。

この中性子星の密度はすさまじく、たった20㎞の直径で地球の50万倍もの質量が詰まっています!!

1立方センチメートルだとその重さは10億トン角砂糖の大きさで数百m級の山に匹敵する質量です

それだけ桁違いな密度を誇る中性子星同士がぶつかるなんてことが起きた日には、とてつもないことが起こることくらいは容易に想像できますねw

衝突の際には特大の爆発を起こし、爆心地の温度はなんと実に1にも達すると考えられています!!

ゼットンもびっくりの温度ですね。

ちなみに銀や金などのとても重い元素は、実はこの中性子星同士の衝突の瞬間に生成されていたことが最近明らかになりました。

もし貴金属をお持ちの方は、それは過去に1もの温度を経験している強者かもしれませんね!

中性子星同士がぶつかった際に何が起こるかをより詳しく知りたい方は、以下の記事から合わせてご覧ください!

中性子星どうしを衝突させる!!想像以上にヤバイことに…

1位:ビッグバン(絶対熱)

ビッグバンは実際に起こったことを直接観測できたわけではありませんが、宇宙背景放射の観測などを経て、現在では宇宙の始まりを語る上で最も有力な説となっています。

ビッグバン理論は簡単に言うと宇宙は元々とてつもなく小さい点に過ぎず、そこからインフレーションという桁違いの速度の膨張が起きて現在の宇宙の基となったというものです。

具体的に言うと宇宙が誕生してから10のマイナス44乗秒後、宇宙はわずか10のマイナス34乗㎝しかありませんでした。

10のマイナス34乗㎝というのは1㎝を1兆分のさらに1兆分のさらに100億分の1にした、人間が想像することも不可能なほどごくごく小さい大きさです。

10のマイナス44乗秒はそれのさらに100億分の1秒です。

宇宙の広さが無限ではないとすると、その小さい領域に宇宙の全エネルギーが詰まっていたと考えられるので、その際の温度はこの宇宙の全エネルギーを使っても超えられないまさに温度の上限であると言えます。

この温度の上限は絶対熱と呼ばれていて、その絶対熱の温度は14200です。

見慣れない単位すぎてイメージがわかないと思うのですが、指数表記にすると1.42×10^32となります。

つまり1の数に032個付いた数で、11億倍のさらに1億倍のさらに1億倍という、想像することすらできない温度となっています!!

いかがでしたか?

桁違いの温度の連発で驚きですね。

とはいえ実は人類はほんの限られた瞬間・領域だけ、4という温度を作り出すことに成功しています。

宇宙はもちろん、人類も十分ヤバすぎましたね

結論:太陽って実はそんなに熱くないんじゃね(感覚の崩壊)

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