どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。
今回は「木星にまつわるヤバイ雑学5選」というテーマで動画をお送りしていきます!
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目次
木星は直径が142984kmで地球の約11倍の大きさと、太陽系最大の惑星で、外観も特徴的な模様であることから天体観測でも人気の惑星です!
今回は、そんな木星にまつわるヤバすぎる雑学を5つ紹介したいと思います!
太陽系の中で最も速く回転する
地球の赤道上の自転速度は、地球上の音速をも超える470m/sという非常に速い速度です。
気付いてないだけで、地球は絶え間なく高速で自転しているんですね!
一方、木星は地球の約11倍の半径を持ちながらも自転周期はたったの10時間です。
なので、木星の赤道上の自転速度は12.6km/sにもなり、なんと地球の約27倍もの速さを誇ります!木星は太陽系惑星の中で最も大きいのに最も自転周期が短く、そのため最も自転速度が速い惑星なんです!
1日が10時間…、寝てるだけで1日が終わってしまいますね。
太陽系で木星質量の占める割合
木星の質量は1.898×10^27kgです。
地球の質量が5.972 × 10^24 kgなので、地球の約318倍もの値です!
木星はガスで形成されてるため、大きさの割りには軽い値になっていますが、十分に巨大な質量です。
そんな木星は太陽系の太陽以外の全ての天体の質量のうち、なんと7割を占めています!
小惑星帯、カイパーベルト、オールトの雲など、未発見の天体含めて全部入れた中で質量の7割もを占める木星がいかに重いかがわかります!もはやただのデb…
ですが、太陽を含めると太陽系の全ての天体の質量のうち太陽が占める割合はなんと99.86%です!!
こんな巨大な木星ですら0.14%のうちに入ってしまうんです。
太陽ヤバすぎ…
よく他のもっと巨大な恒星達と比較される気の毒な太陽ですが、惑星風情がいくら束になろうと恒星である太陽には遠く及ばないことがわかります!
隕石が8000倍落ちている事実
木星は地球の約11倍の半径を持つため天体にとって格好の的になります。
さらに地球の約318倍の質量を持つため、非常に強力な重力によって周囲の天体を引きつけています。この映像からも、木星の強力な重力によって多くの天体が規則的に公転している様子がわかります!
その巨体と重力のために、木星には地球の8000倍の頻度で隕石が落ちているそうです!
木星が天体を引き寄せてくれているおかげで地球への隕石衝突は最小限に抑えられているのかもしれません。守護神木星!
しかし、逆に木星が地球に向けて隕石を投げつけている可能性もあります。
つまり地球に当たる予定がなかった隕石が木星の重力によって軌道を変えられ、地球に向かってくるということです。
木星が地球を守ってくれているのか、はたまた、地球に隕石をぶん投げているのか、どっちかはまだわかっていません。
ツンデレ木星のツンが来ないよう祈るばかりです!
極地に存在する嵐
木星の極地には中心に巨大な嵐があり、それを囲むように周りに嵐が渦巻いています。
これは、木星探査機ジュノーが撮影した画像です。とても禍々しいですね。
北極点には嵐が1つあり、その周りを直径4000~6000kmの8つの嵐が取り囲んでいます。
南極点にも嵐が1つあり、その周りを直径5600km~7000kmの5つの嵐が取り囲んでいます。
これらの嵐の風速は秒速100mに達します。
地球で吹いたら大惨事不可避の暴風です!
また、このように多角形に配置された嵐は太陽系の他の惑星では見つかっていません。
お隣の土星の両極には大きな渦が1つしかないことからも、何故この嵐は合体して1つにならないのかという謎が残ります。
液体金属水素
木星は下降するにつれ凄まじい圧力と温度に晒されるので、探査機は突入することができません。
ですので、内部構造は実際にはっきりとは分かっておらず、木星外部探査からの想像の段階となります。
木星には地表は存在しません。
しかし、3000kmもある分厚い大気の下には液体金属水素の層があると考えられています。
液体金属水素…?なんやそれ!と疑問に感じる方も多いと思います。
普段私たちの住む地球では、水素は気体の状態で存在します。
ですが、木星では、木星の重力で圧縮される事で液化して金属の様に電気を通す状態で存在します。
木星には巨大な磁場が存在しますが、金属水素が一因だとも言われています。
いかがでしたか?
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それではまた次回の動画でお会いしましょう、さよなら~
結論:木星「そろそろ地球にイオ投げたろ!」
地球・イオ「…え?」