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過去に唯一肉眼でも見えたγ線バーストがヤバすぎる…

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。

今回は「過去に唯一肉眼でも見えたγ線バースト」というテーマで動画をお送りしていきます。

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ガンマ線バーストとは?

まず簡単にガンマ線バーストについておさらいしましょう。

ガンマ線バーストは、特に星の一生が終わったときや、コンパクトな天体同士が衝突したときなど、新たにブラックホールが形成されるタイミングで何らかのメカニズムで起こる現象であると言われています。

ガンマ線バーストは、色々なヤバ現象に溢れている宇宙の中でも、超新星爆発と並んで最強クラスのエネルギーを持つ現象として知られています。

良く例えられるのが、「太陽が120億年の一生をかけて放つエネルギーをたったの数秒間で放ってしまう」ほど、まさに桁違いのエネルギーを誇っているんですね!

ちなみに私たち人類は太陽のエネルギーに生かされていますが、地球が受ける太陽光のエネルギーは太陽が放つエネルギー全体のわずか20億分の1でしかありません

なので太陽もヤバいですが、γ線バーストは桁違いにヤバいです。

さらに超新星爆発と違ってガンマ線バーストは指向性を持つので、エネルギーが特定の方向に超遠方まで到達します。

なので地球から数千光年も離れた位置でこれが起きても、オゾン層を破壊されるなど壊滅的な被害を受けるそうです。

ガンマ線バーストは毎日起きている

私たちの太陽系の周囲でガンマ線バーストが起こる事は滅多にありません。

仮にベテルギウスが超新星爆発しても、ガンマ線バーストは起きないと考えられています。

そんな激レア現象であるガンマ線バーストですが、観測可能な宇宙には2兆もの銀河があり、その銀河それぞれに億単位、兆単位の恒星やその他多数のコンパクト天体があるので、宇宙のどこかでは日常的にバーストが起きます。

そしてガンマ線バーストは先述の通り非常に遠くまで届く現象なので、地球から何億光年も彼方で起きたバーストでも地球から観測できてしまうんですね。

そういった理由から、実は毎日平均で2,3個程度のガンマ線バーストが検出されていると言われています!

恐ろしい限りですが、どれも地球からは非常に遠い場所で起きたものなので、目立った影響は全くありません。

過去唯一肉眼で見えたγ線バースト!

地球で検出されたガンマ線バーストのほとんどは非常に遠い場所で起きたものなので、地球に届くころには極めて微弱なエネルギーとなっています。

当然、人間の目で直接見えることはありません。

Credit:NASA/Swift/Stefan Immler, et al.

ですがこれまでの観測史上、たった一度だけ人間の目で肉眼で観測できるほど地球からでも明るく見えたγ線バーストが起こったことがあります!

それは2008年3月19日にうしかい座の方角で観測されたガンマ線バースト「GRB 080319B」です。

写真左がX線による画像、右が可視光と紫外線により撮影された画像となります。

Credit:NASA

GRB 080319Bは地球からなんと75億1200万光年という、超遠方の宇宙で発生したと考えられています。

通常時は肉眼で見える最も遠い天体は地球から約250万光年程離れたアンドロメダ銀河もしくはさんかく座銀河と考えられていますが、GRB 080319Bはその記録を大幅に更新しました!

GRB 080319Bが最も明るかった30秒間は最大で5.3等級に達しました!

これは恒星で例えると5等星に匹敵します。

現状これが唯一の肉眼で観測できたガンマ線バーストです。

これだけ遠くから地球に肉眼で見える光を届けているだけあり、元の爆発のエネルギーはまさに桁違いです。

この爆発によって一般的な銀河の1000万倍の明るさの光を、たった1分間で放ったそうです!

もし仮にGRB 080319Bが太陽の位置で起きた場合、地球から見るとその視等級は-67.57、普段見る太陽の実に21兆倍も明るく見える計算となります。

怖すぎる…

そして一般的にはガンマ線バーストはピーク後急激に暗くなっていくことが知られていますが、GRB 080319Bはピークから3週間があった後でも、残光が凄すぎてそれが発生した銀河が観測できなかったそうです。

結論:ガンマ線くらいがまんせい!?

サムネイル画像クレジット:NASA

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