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太陽系の果てはどこにある?端から端までの範囲はどこまで続く?

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。

今回は宇宙シミュレーターuniverse sandbox 2を使って、「太陽系はどこまで続くのか」をテーマに動画をお届けしました!

“太陽圏”と”太陽系”

地球を含む太陽に近い天体は、太陽から放たれる「太陽風」の影響を常に受けています。

これが強まるとオーロラができるのは有名ですね!

ですが太陽から遠ざかっていくと太陽風の影響も薄れていき、最終的には星間物質と衝突して混ざり合う「ヘリオポーズ」という領域があります。

太陽風が届く範囲を太陽圏と呼ぶので、ヘリオポーズが太陽圏の果てということになりますね。

実はボイジャー1号は20128月に太陽圏を抜けています!

 

ちなみにヘリオポーズは太陽から50−160 AU (1 AU=地球と太陽の距離=1.5km) の距離にあると推定されています。

これは一般的に太陽系の果てと考えられやすい海王星(30AU)や冥王星(40AU) よりも既に遠いですね。

ですがセドナなど、太陽圏の外側にある天体が既にいくつも見つかっており、プラネットナインを含む未知の天体も外側に無数に存在すると推定されています。

さすがにこれらを太陽系の枠から外すことはできませんよねw

なので太陽系は太陽圏ではなく、「太陽の重力が他の天体の影響より強い領域」と定義できるでしょう!

太陽系の範囲はどこまで?

ではどれほど遠くにまで太陽を公転する天体が存在しているのでしょうか?

ちなみに現在に見つかっている中で最も遠い「セドナ」の遠日点は約900AUです。

補足:現在の位置が最遠の太陽系天体の記録が更新されました!

太陽の重力と他の天体(恒星)の重力の影響が同程度となるのは、太陽から遥か10AU (=1.5光年)離れた場所だそうです。

なのでそこまでは太陽を公転する天体が無数に存在していてもおかしくないということですね。

それにしても果てしない遠さだ

 

そして観測はされていませんが、実際に太陽から約1万AUから10AUの領域に球殻状(中身が空洞な球状)に天体が散らばっていることが有力視されています。

この球殻状の領域を「オールトの雲」と呼び、中にはなんと1兆個もの天体が存在していると考えられています!

改めて太陽って半端ないですね。

なのでこのオールトの雲の端 (太陽から1.5光年彼方の場所) が太陽系の果てであると考えられます。

ここから見ると冥王星はおろか、セドナですら点のようです。

オールトの雲の具体的な範囲はわかっていないのですが、いずれにせよ太陽系は私たちが考えるより遥かに大きいことがわかります!

 

ちなみにこの太陽系ギリギリを公転する地球の公転周期は2930万年でしたw

以下の動画で紹介した宇宙で最も公転周期が長い惑星の30倍以上です。

 

結論:太陽系は果てしない

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