どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。
今回は「宇宙一硬い物質」をテーマに動画をお送りします。
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宇宙一硬いパスタ
みなさんは、最も硬い物質といえば何を思い浮かべますか!?
ダイヤモンド、ロンズデーライト、ウルツァイト窒化ホウ素、あずきバーなどなど地球上にはおそろしく硬い物質があります。
ところが、最新の研究によると宇宙最硬の物質は、そのどれでもありません。
なんとその正体は、パスタだったのです!
ただし、もちろんただのパスタではありません。
そのパスタは鉄よりも100億倍も硬く、その名も「核パスタ」。
とってもアルデンテですね、むしろ茹でてすらいません!
英語にすると「アトミックパスタ」でしょうか?
ストファイのザンギエフの技に「ファイナルアトミックバスター」というものがありましたが、技名の由来は核パスタかもしれませんね。
核パスタの正体
でも核パスタなんていうパスタは、近所のスーパーにもコンビニにも売ってません。
どこに存在しているかというと、「中性子星の中心」です!
中性子星とは、太陽の8~30倍程度の質量を持つ恒星が寿命を迎えて超新星爆発を起こした後に残る、超々高密度の天体です。
中性子星の直径は20km程度しかないのですが、質量は太陽の2倍くらいあります。
太陽は地球の33万倍の質量があるので、いかに密度が高いかが分かりますね!
中性子星は1mほどの大気と1kmの地殻、数kmの核で構成されています。
そしてその中心部ではあまりに高密度なため、物質が非常に変わった形状をしています。
なんとその形は、スパゲッティやラザニア、ニョッキといったパスタのように絡み合っているのだそう!
だから「核パスタ」と呼ばれるようになったんですね。
ちなみに中性子性は、恒星の質量が小さ過ぎても大き過ぎても生まれません。
質量が太陽の8倍未満なら超新星爆発は起こらず、最終的には白色矮星になります。
逆に質量が太陽の30倍を超えると、超新星爆発の後にブラックホールになってしまい、どちらの場合も中性子星にならないんです。
なので、核パスタができるかどうかは恒星の質量次第、ってことになりますね!
いかがでしたか?
ブラックホールになるギリギリの密度を持つ中性子星の中心部はまさにこの世の極限とも言える環境だと想像できますが、まさかパスタがあったとは!驚きですw
結論:次回「核パスタを食べてみた!w」お楽しみに!?